水あそび

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半夏生、この時季降るのは半夏雨。  今年も7月がやってきました。

ちょっと懐かしの、夏のおもちゃ。子供用浴衣の絞りの帯の 黄色からピンクのグラデーション、縁日のゴムの水手鞠のマーブリング、七夕飾りの短冊。そんな色が私の「夏の色」です。

2007.7.1

hydrangea

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hydrangea=学名、「水の容器」という意味があるそうです。なるほど。これは白いガクアジサイ。西洋品種かな、葉っぱも小さい。

今日の水彩画教室で描くモチーフに、この季節は紫陽花がいいかと思い花屋へ行ったのですが、どの店にもあまり置いていません。お店で売られるハウスものは、母の日がピークなんだそうです。でも5月のカラッと明るい日差しの新緑の頃に、紫陽花っていうのも何だかピンとこないよなぁ。そんなわけで、今回は庭の紫陽花を持って行きました。これは切って持っていく前に描いた一枚。

しかし、梅雨入りしたとはいえ雲も空高く、なんだろうこの暑さは!

2007.6.16

あじさい

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紫陽花の季節になりました。紫陽花にもいろいろ種類がありますが、今年は庭に3種類、数年前に挿し木にしていたものも、やっと花を咲かせてくれました。私が一番好きなのはスミダノハナビですが、それはまだガクが3個くらいしかついてなくて歪な咲き方だったので、今回はこぶりな青紫のガクのものを選び、私が轆轤を使って始めて焼いた、少しゆがんだお茶碗に紫陽花を浮かべてみました。

梅雨入りしたのかな。昨日も雨、今朝も降ったり日が差したりヘンな天気。世の中景気が回復したからって(私にはいっこうに関係ないのに)、2倍以上に跳ね上がった地方税の納付書が届いて、気分は大雨。

 2007.6.11

上高地

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先日、初めて上高地へ、天気にも恵まれ素晴らしい景色を堪能してきました。澄みきった、こんな水の色ってあるんだなぁと、ため息をつくばかり。山には少し雪が残っていて、雲ひとつない真っ青な空。その全部を描いてしまうのは、ちょっと恥かしいような気がしてしまいます。・・・何故だろう?いやいや、 自然の美しさには敵わないってコトなのかな。それでも、川の色を描いてみたくて、描いちゃいました。明神池に行く途中のちょっと薄暗い森の中を流れる川です。

美しい川を眺めながら、せっせと持ち歩いた癒しの水(お酒)を、お茶のペットボトルのキャップに注いでちょっぴり、これまた格別でした!

2007.6.1

アルハンブラ宮殿

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どこか遠くへ行ってみたいけれど、この休みは何処へも行けませんでした。5年程前に旅行したスペイン、ぱらぱらとアルバムをめくっていたらいろいろ思い出しました。アルハンブラ宮殿、14世紀からの時を経たその重みを出せたらと思いながら描きました。

2007.5.6

5月のみどり

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版画のしごとの合間に、天気が良いので車に乗ってふらふらと、緑いっぱいの場所へ行ってスケッチしてきました。カーナビがあれば方向音痴の私もいろいろなところへ行けるんだろうけれど、近場でいい景色探し。。。

2007.5.4

 

コックテール

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新緑の季節、庭に咲いたコックテールの鮮やかな赤がまわりの緑色に映えて綺麗だったので描いてみました。今年は蕾もいっぱいついて、これからも楽しめそう。外でスケッチをはじめましたが、この頃は日差しも強くて、真っ白な紙に向かうと眩しすぎて下書きの鉛筆の線が見えません。画面が陰になるようにして描くのですが、30歳半ばでかかってしまった白内障が随分進んじゃったのかな。。。あまりに眩しいのでサングラスをかけて描いたら、眼鏡をはずしたとき少しギョッとしました。結局さいごは部屋の中で描きました。脳裏に焼き付けた鮮やかな色で。

コックテールの赤には、ブロックスレッド使いました。コクのあるいい色です。花のかげの色はマゼンタ。blockxの油絵具を置いてある店は結構あるけれど、水彩絵具は何故あまりないんだろう?

2007.5.4

DEBLI PROJECT

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4月24日~29日、渋谷 ギャラリー ル・デコでの「DEBLI」という催しに出品。左は会場で撮った写真をパッチワーク。

 →詳しくはこちら!

 愛知万博で展示された素焼きの動物1200体、万博終了後は廃棄されてしまうその動物たち。それらをRECYCLE→RECREATEして、「未来の子供たちに何か残せないか」というBGSさんの呼びけのもと、いろんなジャンルのアーティスト190数名が手を加えた、もとは真っ白な動物たち。今、いろんな姿に生まれ変わって、展示中。包まれ、描かれ、切断されたものもあれば、原形をとどめないものまで。皆さん、いろいろ考えるなぁ!ちなみに私のはこの2体、ひっそりと、、、。13.jpg

 

 

 

2007.4.26

シンビジウム

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階段の踊り場の窓辺に活けてあったシンビジウムの形が面白かったので描きました。背景はどうしようかな、といつも描く前に考えますが、今回は日が暮れかけた薄暗い室内だったのでこんな色になりました。よく、背景の色をどうしたらいいかわからない、という質問を受けますが、私はモノを描くというより、むしろそのモノを取り囲んでいる空気の方を掴みたいと思って描きます。例えば光り。光がさすからものが見える、光があるから色が発色する。真っ暗闇の中では色はみえません。そんなスケッチを通してこの世の広がりを感じとることが出来たら、、、なんて。なかなかうまくいきませんが。

もっと力を抜いて、作品を作りたいなぁ~と思うこの頃です。

2007.4.23

 

 

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あっという間に桜も葉の緑が多くなってきました。 花が散ってしまう前に今年の桜をスケッチしました。ハーフパンの絵具を入れておくメタルケースのロゴが面白くて、いろんなメーカーの物を集めてしまい、今では8ケースほど。そして今度は、ケースの隙間に並べようと沢山の色を買ってしまいました。どの絵具を使って描こうかと考えるだけでも嬉しくなってしまいます。調子に乗って混ぜすぎちゃったかな。

さて、顕微鏡院での展示は(3月第2月曜から4月第2土曜の)1ヶ月間ということでしたが、数えてみると5週間もありました。普段よりちょっと長めで、あと残り一週間!

この次は、4月24日~29日、渋谷 ギャラリー ル・デコで「debli」という催しに出品します。  愛知万博で展示された素焼きの動物1200体、万博終了後は廃棄されてしまうその動物たちをRECYCLE→RECREATEしようというものです。いろんなジャンルのアーティスト190数名が手を加えた、もとは真っ白な動物たちがどうなったのか、楽しみ。

2007.4.8

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