NOTEBOOK -雑記帳-

2021年12月29日

机の上

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

image

今まで並んでいた水彩絵の具にかわり色鉛筆が増えて、最近の私の作業台はこんな感じ。

学校で貸与されたipadのお絵描きソフトを使って練習したドローイング、やはり映像だけだと触覚的なものが足りないのでそれをもとに画材を使って紙に描くことに。

ソフトを使えばペンも鉛筆も絵具もエアーブラシも指1本で簡単だけれど、実際紙に同じように描こうとするとたくさんの画材が必要に。鋭い線はつまようじの先にインクを付けたり(そのうち版を使ってドライポイントで描いてみよう)、絵の具や色鉛筆がきれいに発色してタッチを活かすにはどんな紙を使えばよいか、などなど。うあぁどんどん画材が増えていく。

今年は2つの中高等学校と、水彩画の教室と、コロナで外に出たくないと思いつつも慌ただしく時は過ぎ、気が付けばもう今年もあと3日。校風の全く違う2つの学校ではどちらも中学3年生担当だったけれど楽しかった!

来年は10年住んだ家を引っ越し、心機一転。家のリフォームやら片付けでまたやることいっぱい・・・。

来年はどうか良い年となりますように!!!皆様良いお年をお迎えください。

 

 

2020年9月24日

制作の過程

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

image4

 大きさは米粒大

 

紙粘土を使ってひたすら

 

細かくちぎっては捏ね、ちぎっては捏ね

 

出来た粒を平らに潰して整えて

 

それらをピンセットでつまんでベニヤ板に貼り付ける

 

 

ずっとやっていると目がしょぼしょぼして肩がこる・・・こういうことは根気が続かないなぁ

 

実はこれを版にするつもり 

 

銅版で何度か製版してみたものの上手くいかず、ならば凸版にしてハンコのようにしてみようかと・・・

 

image3

 

 

 

2019年9月26日

個展

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

2019 10月19日(土)~10月27日(日)

☆23日(水)休廊☆

なるせ美術座で、今年も展覧会をいたします。

手前の部屋では水彩画20点余り、奥の大きな部屋では版画20点余りの他、

今回初めて手掛けた小さな作品を、これも20点ほど展示します。

水彩画はいつもながらの花や風景などをモチーフにしたもの。

版画は昨年からシリーズとして制作している「幻想の都市」を題材としたもので

続編として20点ほど展示します。

ほかに、「音のスケッチ」と題した小品。

透明なアクリル板に、油絵の具の一種で描いたものです。

是非ご高覧くださいot1

 

 

 

 

 

 

2019年2月5日

空気の色

Filed under: スケッチ&メモ,風景,制作ノ-ト — Nozawa @

tosi2か月ぶりの更新になってしまいました。

これは何年前かの大みそかの夕日の情景です。場所は都内のどこだったか、ドライブ中の車窓から見えた景色です。

ここに載せている水彩画は殆ど「そこにあるもの、見えるもの」をもとに描いたものですが、もともと、私は「見えるもの」にはあまり興味がないというか、視覚的なもの以外にインスピレーションを得ることが多いのです。風景でも、その空気感、肌で感じる日差しや風に運ばれてくる匂い、鳥の囀りや樹々の音・・・。

2,3年前から「見えない都市」という本からお題を拝借して、水平線をもとに繰り広げる様々な情景を、版を使って55作品を目標に作っています。(今のところ20作品完成)

「見えない都市」というタイトルに惹かれたもの、「見えない」の部分が大きいかも。tosi2

今年はもうひとつ、毎日1つ、「音」をテーマに作品を作っていこうと計画を立てました。題して「音のスケッチ」。

とはいうものの、支持体(紙)はどんなのにしようか、絵具は?と考えているうちに、もうすでに1カ月を過ぎてしまいました。

おまけに、両親が腰を痛め、父は背骨を骨折して入院してしまい、心配事も。今まで何かと頼りっぱなしでしたが、私もそろそろちゃんとしなくては。

 

 

 

2018年5月12日

個展のおしらせ

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

 2018

2018年5月26日から6月3日までなるせ美術座で2年ぶりの個展を開催します。

時の移ろいと共に変容する色・形。

刻々と姿かたちを変えながらも、目に見えない普遍的ななにか。

時とともに変容する色と形をテーマに制作を続けています。

 

近年、自然とりわけ森の中を題材にしていましたが、

今回はイタロ・カルヴィーノ「見えない都市」に着想を得ていくつか小品を作りました。

 

昨年旅行したクロアチアの風景や静物の水彩画、エッチングとモノタイプの版を使った作品を2部屋のスペースを使って展示いたします。

 

(水曜定休、10:30~17:30)

 

 

2017年3月27日

好きな画家

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

好きな作家は俵屋宗達、とこのNOTEBOOKのページを開設して暫くした頃(2005年)に書いたことがある。小学生のとき、風神雷神図屏風を見て妙な形体になんだかゾワゾワし魂を持って行かれた気分になった。
数年前に、もう一人好きな作家ができた。渡辺省亭だ。静岡県立美術館でアニマルワールドという展覧会があり、そのパンフレットが気に入り観に行った。そのパンフレットは若冲の描いたフグとカエルが相撲をとっている図で、滑稽で、これは観に行かなくちゃ、と出かけたのだった。そこに一緒に展示してあったのが、渡辺省亭。12か月の花鳥風月が並び、その画面のバランスやら、リアルな描写やら、何とも言えない魅力に見入ってしまった。私は絵を鑑賞することはあまり得意ではなく、いつもささっと見てしまうのだが、うわぁっというものに出会うとしばらくのめり込んでしまう。その省亭の展覧会が京橋の画廊で開催されると知り、雨で作業ができない休みの日を待ち構えて行ってきた。当時は絵師になるためにはまず「書」から筆遣いを学び、それができるようになってから絵を描くことを許されたのだそうだ。なんだか納得・・・。途中展示替えもあるらしいのでまた行かなくちゃ。

省亭は画壇に属さずそのせいであまり知られておらず評価も低い画家らしいが(ほとんどが海外に流出)、宗達も殿様にも仕えず異端だった。

そういう群れていない絵描きって、やっぱりいい絵を描くんだな。

・・・・・と、私も群れないとこだけは、自由にやれる気楽さから見習っているつもりなんだけど。

2017年3月24日

制作の日

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

2017012817440000.jpg学校は今週から春休みだけれど、昨日はNHK青山教室で水彩講座、久々の都会で駅構内で迷ってしまった。明日は横浜美術館で水彩画講座。

今日はフリーの日。誰とも会わずに一人家で過ごすのは1年のうちでどのくらいあるだろう。

作業台の上にいつでもできるようにと広げたままになっていた銅板に、うっすらとたまった埃を払い、お気に入りの音楽を聴きながらやっと描画をすることができた。

このチャンスに腐食までできるかな、と まだ寒いので硝酸を強くしてみたら、強すぎたらしくて防腐剤が剥がれてしまった。

描画やり直し・・・。焦らず暖かくなるのを待つしかないか。

今年こそ、こういう時間をしっかり作って制作をしなければ。

2017年3月15日

最終講義

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

オーディオマニアでいろいろと教えてくれる従兄は今年いよいよ大学退官で最終講義があるという。ぜひとも聴きに行かなくちゃと夫に言われ、私が聴いたって難しすぎてわからないだろうと思ったけれど、勝手知ったる夫と最寄駅で待ち合わせして連れて行ってもらった。

朱塗りの門をくぐり、慣れない場所にちょっとドキドキ。薄暗い廊下は美大とはまるで異なる本の匂いがした。広い階段教室の会場には、普段の学生さんたちとは顔ぶれの違う、白髪混じりの学者さんだろう人たちもたくさん来ていた。柱の陰の後ろの席へ。講義は2時間の予定だったが30分オーバー、時間制限がなければあとゆうに1時間半くらい話したのではないだろうか。ラテン語やギリシャ語入りのプリントを渡されてビビったけれど、時々笑いを誘うエピソード付き、自分のゼミにも拝借できるような内容もちょっとあって有意義な時間だった。これから研究の道を歩む人へのメッセージと自身の道のりを顧みて講義は終わった。

大学といってもやっぱり随分違うものだなぁ。それにしてもあんなにオーディオに凝っているにもかかわらずあれだけの内容を準備するのはどれだけの時間を要しただろう。新たなことを勉強もせずに日々慌ただしく過ごしているけれど自分の残された時間をどう生きるか、考え直さないといけないななどとちょっと感慨深くなった、と同時に私ってアタマ悪かったんだなと改めて実感した。

2017年3月3日

笑顔のご褒美

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

学年末、中3は高校で選択しなければ、最後の美術の授業。課題の提出を促してそろそろ終わりの時間。   
決して美術は得意でなく、はじめはあまり熱心でなかった生徒が寄ってきて、「先生の授業楽しかった!」とにっこり。なんだか嬉しくなってしまった。最近胃の痛くなるような事がもやもやと続いていたのが一気に吹き飛んだ。

苦手意識のある子に一生懸命やってごらんとは言うものの、思うようにできないと気分も萎える。それでも仕上がるまで格闘すると、ちゃんと形になるし達成感も得られるのだろう。生徒の満足げな顔を見るともう何もいらないって気分になる。先生やってよかったなと思える瞬間だ。上手に描くのが大事なのではないと幾ら言ってもなかなか分かってもらえないが、まずは作ることの楽しさを味わってほしい。「上手に描く」という大人たちにいつの間にか吹き込まれた余計な概念を拭い去ることで、持ち前の素直さ、豊かな感受性は甦る。

人前に立つとか、みんなを纏めるとか大の苦手で先生業は絶対無理だと学生時代は教員免許も取得せず、必要に迫られて取った免許は卒業してだいぶ経ってから。でも縁あってこういう仕事に携われたこと、今頃になって少しずつ有難さがわかってきた。

2017年1月31日

ピアノ

Filed under: 制作ノ-ト — Nozawa @

「世界3大ピアノ」といえば、スタンウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン。オーディオでそれらの音の聞き比べをしてみるが、本当の音はどうなのか。それらが試せる楽器店に仕事の帰りに寄ってみた。

実際ピアノを弾いてみるとその違いははっきり分かる。キラキラ響くスタンウェイ、ぬくもりを感じるベーゼンドルファー、色彩豊かな音が輝くベヒシュタイン。それぞれ興味深く面白い。ああいうところで弾かせてもらうのは勇気がいるが。

実家のピアノは小学生の時に買い替えてもらったお気に入り。先日、年に1度の調律をしてもらった。楽器店で弾いたベヒシュタインのピアノの音がとてもよかったと何の気なしに話したせいか、今までのズンと深い音色が、豊かな色を感じるような軽やかな響きになった。どんな調律したんだろう。同じピアノでもこんなに変わるとは驚いた。

新しい響きが楽しくて、最近実家に行ってはよく弾いている。もっと上手にいろんな曲が弾けたらな・・・。

なんだろう、指を動かすと、かたい頭がほぐれるのか、制作意欲もわいてくるのが不思議だ。

Older Posts »

Powered by WordPress