色/音

2016/ 3/29 22:03個展まであと1か月半。

春休み、この機会を逃してはならぬと版画制作にいそしんでいる。

版画の、構想を練る時によく音楽を聴く。

大学の助手になって初めてボーナスをもらった時、ちょっと高価なオーディオを買った。店に何週間か通いつめ、スピーカーやアンプをあれこれ繋いで音を試し、気に入った音の組み合わせを探し楽しんだ。このお気に入りのオーディオを実家においてきたこともあり、また新たに音探しをしたくなり、暫くおさまっていたオーディオ熱がまた復活してしまった。今はマンションだし、限られたスペースなのでコンパクトなものでないと置けないが、気になるものがあったので購入し、スピーカーケーブルを銅線や銀線に変えたりバイアンプで繋いだりして聞き比べ。

そこへ、従兄がベーゼンドルファーとスタンウェイの聞き比べCDを送ってくれたり、夫はベートーベンの交響曲全集のCDなど買って帰るものだから、さらに熱が入ってしまう。

私は音や数字に「色」を感じるのだけれど、そもそも、音も色も波動であって、周波数で音の高低や色が決まる。これが空気を伝って音を、光を通じて色を知覚する。そう考えるとすべては繋がっているので不思議なことでもない。白い壁や紙を眺めていると、旋律は線となり、和音は色の重なりとなって、リズムを持って動き出すのを感じる。・・・。色即是空、空即是色。

水彩画展

obidosu 今度はあざみ野フォーラムでの水彩画展です。

 4月18日~24日まで、私が受け持つ教室の有志合同展で、

 今回は約100人400点以上の作品が並びます。

  第1回が60数人、第2回が70人とちょっと、徐々に参加者も増えています。

 もちろんもう私が一人で仕切れるはずもなく、もう合同展は終わりにしたいと申し出たところ、

 「自分たちでやりましょう!」ということで皆さんが力を合わせて準備して、展覧会を開催する運びとなりました。 どんな展覧会になるのかな。

 DMに使ったのは、今年の正月に旅行したポルトガルの小さな町「オビドス」の風景です。

是非、ご高覧下さい。

 

醍醐寺の桜

daigonosakura 一昨年の春、月刊誌に連載中の作品のために京都に桜の花を見に行きました。

 桜といえば「ソメイヨシノ」と思っていましたが、京都はしだれ桜が圧倒的に多く、意外でした。

 醍醐寺の立派なしだれ桜を前に、こんなの描けるかな?と気後れしましたが、雑誌の連載用にまずは4号サイズでチャレンジ。

 楽しく描けたので、今度は15号くらいのパネルに描いてみました。

 

 3月8日~13日まで、毎年恒例の日曜会・水彩画展が、町田市民ホールギャラリーで開催されます。

 この作品も一緒に展示する予定です。

 日曜会が発足して今年で10周年、節目の年ということで今回は日頃の作品の他、メンバーの自画像も並びます。

 どんな顔が並ぶのか…楽しみです。

 是非ご高覧下さい。