絵具を使ってにじみを遊びながら、水平線を描いてみる。
そこから気の向くままに点や線を加えていって。
あれれ、なんだか昨日車で通った京浜工業地帯の景色が頭に浮かんできて。
絵具を使ってにじみを遊びながら、水平線を描いてみる。
そこから気の向くままに点や線を加えていって。
あれれ、なんだか昨日車で通った京浜工業地帯の景色が頭に浮かんできて。
毎回お線香をあげる度に遺影写真の余所行きの顔がどことなくしっくりこなくて、普段の表情を思い浮かべながら父を描きました。
優しい父でした。家族を大切にし、皆がそばにいると満足そうで、家にいるのが大好きで。
そんな父でしたから最期の時までずっと家で過ごせたのはよかったのかな。私も看病させてもらえる時間を与えられてよかったです。
でも、最期を迎える数時間のことを思い出すと、いまも胸が苦しくなります。
高校生の時に祖父のお葬式で読まれたお経の中に「白骨の章」というのがあって強く印象に残っていたのですが「~ 既に無常の風来りぬれば、すなわち二の眼たちまちに閉じ、一の息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて桃李の装を失いぬるときは ~」というくだり、頭ではわかっていたけれど実際に目の当たりにし、その瞬間はまさにこれなんだ・・・と。
この世でのお別れと思い、喘ぐ父の汗を拭きながら思わずスケッチしたけれど、今まだ まともにそれを見ることが出来ません。
それとは対照的に亡くなったときの穏やかな父の顔、それも自分の中に留めおきたいという思いでスケッチしました。
感謝を込めて。
先日の教室で「扇子の絵を描いた」と見せてくれたのが面白くて、私も描いてみました。
扇子の骨のところは幾分しっかりと描くけれど、あとは水彩のにじみを生かして自由に遊んで。
蛇腹折りのように明暗をつけると立体感も出ます。
扇子の作品を制作したことはあるけれど、それをモチーフにするのもいいアイディアだなぁ,Ueさんさすが!
「花と風景」展
今日からなるせ美術座にて開催しています。
5/12-21(金・土・日のみ開廊、13:00-17:00)
なるせ美術座のコレクションです。
私の作品は10点ほど展示してくださいました。
あけましておめでとうございます。
新しい年のお正月を迎えることができました。穏やかな良い年となりますように。
このサイトでお世話になっている飯島さんのお嬢さん。
あかねちゃんが生まれたとき、0歳のあかねちゃんを水彩で描いたのが始まりです。
それまでは水彩といってもガッシュを使うことのほうが多く、透明水彩はあまり描いたことがありませんでした。当時は版画を専らとしていて、色を自由に使えない版画にちょっと物足りなさを感じており、このことをきっかけに水彩画も始めるようになりました。でも正直、具象を描くのは受験生の時以来でなんだか少し抵抗がありましたが.
しかし、まずは「あかねちゃんが20歳になるまで毎年描く!」のが目標。20年なんて随分先のことだと思っていたのに、今思えばあっという間です。あかねちゃん20歳、こちらもとしを取るはずです。
今は画業の半分は水彩画。でも、自分の体質や表現に合っている画材って何だろう?
いつもそんな問いかけをしながら素材と向き合っています。
明けましておめでとうございます
2022年、よい年となりますように!
著書の「透明水彩画HANDBOOK」にも載せていますが、水彩の性質を生かして描くクリスマスツリー。
絵の具の扱い方を学びながら、クリスマスカードをつくっちゃおう!ということで
飾りのボールを白抜きしておいてツリーの部分はドリッピング、いろんな水彩技法を楽しく学べるいいアイディアだと自画自賛。
2009年「透明水彩画HANDBOOK」が出来上がった時は部屋中が本だらけでどうしよ~って思いましたが、おかげさまで今はスッキリ、でもちょっと寂しいです。
学校から貸し出されたipadに入っているお絵描きソフトを使ってちょっと練習。ペンタブを使って落書きしてみました。→ドローイング。丑年なのでこれにちょっと付け足して。でも、触覚的なものは出せないのでちょっと物足りないな・・・。
夫が夜に39度台の高熱を出しました。人の中に出かけてもいないし、咳も出ていないけれど、この時期、最初に疑うのはやはりコロナ。
PCRは陰性でほっとしたけれど、なんだか気が重い・・・。
今は夜に熱を出してしまうと夜間外来では診てくれないし救急車も帰ってしまうのね。穏やかな日常がはやく戻りますように
10月の個展も無事終えて、気が付けばもう12月。
先月は、親戚のみおちゃんの結婚式がありました。
最近の親戚の集まりといえば暗いものばかりだったので、その日を心待ちにしていました。
会場は家から2時間半も見ておけば大丈夫だろうということでしたが、車なので余裕を見て出発。
ところが、道という道はどこを通っても大渋滞。結局着いたのは披露宴の終わる5分前でした。
ちょうど、花束贈呈の場面で、服を着替える間もないままコソコソと席に着き、お開きに。
最後の晴れ姿だけでも見られたから良しとしようと言い聞かせ、でも残念なことでした。
見ることのできなかったウェディング姿は、後から送ってもらった写メを見て、描きました。