私はもともと目は余りよくないのだが、近頃更に見え難いので目医者に行くと、瞳ど真ん中 水晶体の裏側から来る進行のはやい白内障で今年中に手術したほうがよいということだった。人口水晶体は40年程持つらしいが、その後どうなるの?お医者さん曰く「40年経ったら考えましょ」 ま、そりゃそうだ。。。白内障の手術はあっという間に終わるようだしそんなに心配ではないけれど、それよりも目の神経が相当曲がっているらしく緑内障の疑いもあるということで、日を変えて検査をすることになった。
そうか~、緑内障じゃ困るなぁ・・と、 なかなか検査しに行く気になれずに1ヶ月。
インターネットでできる視野検査のサイトで試してみては、どうも視野が欠けているようにも感じ、不安は募るばかり。そして先日やっと検査に行ってきた。
結果は視野に異状なし。
あ~よかった! お医者さんも甲高い声で「よかったね~~!」と。
視神経の曲がりは生まれつきのもので、問題ないということだった。
曲がっているのは根性だけじゃなかったか。
晴れ晴れとした帰り道だった。
2010.3.1

水彩画を発表するようになって、よく「どうして版画から水彩もするようになったのか」と聞かれる。
昨夜の大雨、インクや薬品の匂いが充満した工房内の空気を換気しようと開けっ放しにしていた窓を閉めに・・・。

水彩画を描くようになって、モチーフもいろいろ集まってしまったが、絵の具や紙もかなり増えてしまった。色は混ぜたり重ねたりすると無限に作ることが出来るが、この色を出したい!と思っても混色や重色では出来ない色というのもある。 それに、メーカーによって発色や滲み方も異なるし、癖もある。新しく手にした絵の具を使うときのドキドキ、その絵の具の色に触発されて描くことも多い。
2週間のペーパーワーク&エッチングの個展をおかげさまで無事終了。続いて今度は銀座京橋の10画廊(東京現代美術画廊)が共同開催する「新世代への視点」の関連企画の小品展。スペースは先日の個展と同じだが、そこに100点を越える小品がずらりと並んだ。個展の搬出の次がこの展示だったので、この小品展の飾り付けにちょっとだけ立ち会ったが、各画廊の方々が作品を持ち込み展示を始め、それはそれは人口密度が高かった。