ゴ-ルデン野澤の宝物。イタリアから連れてきたベルとランプ。友人宅にお邪魔している間、このランプを見つけ火を灯して楽しんでいたら、帰る時に友人が譲ってくれた古いランプ。ずっとイタリアで息づいてきたものを日本に持ってきちゃっていいのかなと、大切に使ってきた人たちにもちょっと申しわけ無いような気にもなったけれど。有難く頂戴し、金属磨きを使ってぴっかぴかに磨いてしまった。アンティ-クなものはあんまり磨くと趣がなくなるから良くないらしい。ベルはお店で見つけたもの。形も気に入ったけど、ちょっと深めな音も気に入った。
さて、このランプに入れるオイルは、テロ警戒の中持ってこられるか危うかったので、帰ってから探すことに。そしたら「レインボ-オイル」なるものを発見。全12色のランプオイル。
レインボ-カラ-、色あつめ好きの私は早速注文してしまった。早く届かないかな。夜、部屋を暗くして、このランプを灯してじっと眺めるのだ~!
2006.9.27
槌を振り下ろしていると、酔いも覚めてくる。なんだか不思議。二日酔いになりながら初めての鉄で作ったのは恥ずかしながらこんなもの。時間が余ったのでお皿に足をつけたら鼎のようなものになったけれど、満足、満足。蜜蝋を塗って仕上げ。錆止めには絹を使うという伝統的な方法もあるらしい。あたためた鉄にシルクの布を使って拭くと、繊維が燃えて蛋白質が作用し黒く色がつく。昔の人はよく考えたものだな。そうだ、塗るといえば漆塗りをしたとき。「乾かす」といえば湿気を与えないことをイメ-ジするけれど、漆はじゅうぶんに湿気を与えないと乾かない。風土と密着しているんだなあ。
攪拌  
トロロアオイと混ぜる  
漉く
好きな作家は俵屋宗達。小学校のとき教科書だったか何かで、風神雷神図屏風を見て妙な形体になんだかゾワゾワしたのを覚えている。その後、当時日本には存在しなかった象を想像で描いた絵があると聞き、それが宗達が描いたのだと知ったときどんなものか見たくて仕方がなかった。