個展はいよいよ来週木曜日から。搬入は明日なので額装をしていたところ、
新しく刷った版画のサイズを間違ってしまい額に入らず、今ある作品から額に合うものを入れました。
なんてこと!こんな間違いしてしまったり 最近絵がぬるくなったかな・・・。
もうちょっと魂を入れないと!!
2012.10.12
個展はいよいよ来週木曜日から。搬入は明日なので額装をしていたところ、
新しく刷った版画のサイズを間違ってしまい額に入らず、今ある作品から額に合うものを入れました。
なんてこと!こんな間違いしてしまったり 最近絵がぬるくなったかな・・・。
もうちょっと魂を入れないと!!
2012.10.12
昨夜は満月が見られず残念でしたが台風一過、今日は10月と思えないほどの暑さでした。
さてさて、今月18日から新百合ヶ丘のギャラリー華沙里で個展があります。
(詳しくは⇒インフォメーションのページをご覧ください。)
版画ラリーアートかながわ’12参加企画ということでの出品ですが、
今回の展示は過去の版画と、水彩画も小品を中心に20点ほど展示する予定です。
ぜひご高覧ください!
2012.10.1
吾亦紅と白いコスモスです。
30度を超える日が続いてまだまだ秋って感じがしませんが、
陽はかなり短くなり、夕暮れにふと感じる物憂い気配を描いてみたくて。
吾亦紅もコスモスも確かな秋を知らせてくれます。
2012.9.12
先ほどの続き、今度は下り道。ずっと最上川沿いに走ってきました。
2012.8.25
この1週間は版画モード。ぼちぼちためていたエスキースをもとに昨日から製版に取り掛かりました。
この暑さでは腐食はものすごい勢いで進み、うっかりすると荒れまくってしまうから要注意、15分おきに腐食バットを覗きに行きながら1日が終わってしまいました。
熱中症になりそうな工房には詰めてはいられないから、あれこれやりながらで、落ち着きません。
刷るのはもうちょっと涼しくなるのを待とうかな。
なんだか最近水彩をあまり描いていませんが・・・。
先月末に主人の赴任先の山形へ行きあちこち回ってきましたが、これは白鷹町へ鮎を食べに行ったあと山寺へ向かう途中、棚田があるという案内を目にして寄り道、ぐんぐん細い道を登る途中の風景です。
自分ひとりではなかなか回れない場所にも、休みになればこうして車でヒョイっと連れて行ってくれるので風景画を描く機会も増えそうです。
2012.8.24
アートセミナーも無事終了、大きな一つのヤマを越えすっかりのんびり、親しい友達と飲んだくれてしまいました。
仕事に行く途中、畑の一角にずらっと並んだひまわりたちが目に飛び込んできました。花屋さんではいろんな種類のひまわりが並んでいます。
しかしもう立秋も過ぎ、ぎらぎらとした夏はあっという間でちょっとさびしい気もします。
10月の個展に向けて制作をそろそろ始めないといけませんが、まだ発酵前の仕込中。ネタはたさん集めたけれど、これから分解して組み立てなおして、・・・間に合うかな。
2012.8.14
久々の更新になってしまいました。
この1ヶ月は前半は私が勤めている中学高校の学期末の成績付け、後半は大学2年の集中ゼミと続き、
そして高校時代の友人と久々に会ったり、先週末は珍しく土日の休みが取れたので蔵王のオカマなど見に行ってきました。
オカマは普段は霧がかかってなかなか綺麗に見られないという話でしたが、
道中ザーザー降りにもあったにもかかわらず運良くエメラルドグリーンの色彩を堪能することができました。
そういえば、以前「霧の摩周湖」に行った時も、着いた途端みるみるうちに晴れ渡ったっけ・・。
いずれ、旅行で仕入れたネタを水彩画でアップしていくつもりです。
明日から、毎年夏の恒例、(去年は日程がうまく合わず開講ができませんでしたが)、女子美アートセミナーが始まります。
初日は「緑=葉」ではない、葉の色を探してじっくり描いてみます。5日間のびっちり講座でアツイ夏を!
2012.7.31
6月らしからぬ、今日はカラッとした過ごしやすい1日でした。
こんな陽気が続いたらいいのに。
クレマチスにもいろいろ種類がありますが、お花屋さんで見つけた2種類を描きました。
赤いのは、なんだか家の庭先に咲いているアブチロンにも似ているな、
くねくねと伸びた茎はリズミカルで絵になるな、などと思いながら。
描いているうちコロンコロンと花が落ちてきました。
今日の教室の帰り、マイメリのヴェルツィーノバイオレットが欲しくてわざわざ電車に乗って買いに行ったのだけれど、
あいにくチューブは扱っておらず、買うつもりのなかった余計な物を買って帰ってきてしまいました。やれやれ。
2012.6.26
展覧会を無事終了し、次回へ向けての制作に取り掛かる準備を早速始めている。
版画は大学時代の専攻で、以来20数年銅版画の制作も続けているが、
今回の展示、思ったよりも版画の作品に反応があり、なんだか嬉しかった。
もちろん水彩も当時から描いてはいたが、所謂対象を据えて描くというものではなく、左のようなドローイングだ。
左の作品、実は大学1年か2年のころに版画のエスキースとしてミクストメディアの授業で描いたものだ。
大学時代の私の作品は全て研究室で記録をとるというので預けてしまい、複数刷れる版画以外、私の手元にはほとんど残っていない。
しかし、このドローイングだけは手放せず、あとからこっそり返してもらった。
作品としては荒っぽいし、描き終えてしまった作品に執着するのはどうかとも思うが、これは私の原風景なのだ。
昨日、カルチャーにいらしている方が紫陽花を描いていて、「山紫陽花を見ると、幼かった頃木イチゴをとりに森の中へ入ると
日差しを受けた紫陽花が一面に広がっていてとっても素敵だったの、その光景をいつか、描いてみたくて」と仰っていた。
誰しも、忘れられない記憶の景色があるのではないだろうか。
私の記憶の景色は、湿り気のある土のにおいのする森、その森を抜けると広がる灰色の空と石油の臭い・・・。育った時期が高度経済成長期の真っ只中、川も空気も汚れていた時代だ。
自然の有機的で奥深いものと、人工的で無機質で冷たいもの。相反する二つは自分の中で融合し時を重ねて少しずつ形を変える。
大学時代のエスキースをもとに、いくつかこれをテーマに素材も変えながら展開してきたが、今回DMに使用した作品もその一つだ。
このDMを見た友人が、「童話の挿絵のような、物語の始まりを感じてドキドキした」と言ってくれた。
友人はきっと、そんな物語に出会ってドキドキした経験があったのかもしれない。豊かな感受性の持ち主だと思った。
私の中の風景、しかし、見る人はこの中に別の景色を見つける。
それぞれの経験や、記憶がそこに映し出される。
私は「物語の始まり」と聞いて、好きなシューマンの音楽の「森の入口」という曲を連想した。
・・・あ、そうだ、次は、森の入口から、あの音楽のような絵を作ってみたいな。
なるせ美術座での個展、無事に終えることができました。ご高覧下さった皆様にお礼申し上げます。有難うございました。
2012.6.11
ただいま、なるせ美術座にて個展開催中です。去年に続き、2度目の水彩+版画の展示です。
今までやっていた中で一番広いスペース。最初の年はどのくらい作品を持ち込んだらよいのか不安で、とにかくたくさん運び込みました。
今回はちょっと絞り込みましたが、それでも運び込んだうちの数点は展示せずに持ち帰りました。空間がちょっとすっきりしたかな。
手前の一部屋は水彩画、奥の広ーいスペースには版画やミクストメディアの作品を主に展示しています。
オープニングでは画廊の奥様のおいしい手料理が並びました。
もう、お料理はありませんが、6月3日まで展示していますので、ぜひご高覧下さい!
2012.5.28