カーネーション

天気が安定せず、今年の桜も先日の暴風雨で吹き飛ばされてしまいました。

個展も来月に迫り、時間を縫うように制作を進めています。額縁屋さんににも早く行かなくちゃ。
今回も版を使った作品(一応、版画)と水彩画をなるせ美術座の2部屋を使って展示する予定です。

とにかく会場が広いのでプレッシャ~~。

15年ほど前に作った展覧会に出したことのない版画作品も含め展示してみようと思っています。
この頃から「アラベスク模様」が登場するのですが今の作品と比べると随分違うと思います。

・・・それから、毎年恒例の女子美のアートセミナーも募集が始まりました。
例年、連休明けの募集ですが今年は早いようです。
詳しくは⇒information をご覧下さい。

立派なカーネーションを戴いたので描いてみました。

2013.4.7

ただ今腐蝕中

版画の制作中、左の写真は仕事場の机の上。防食剤(グランド)を塗った銅板を引っ掻いて図の部分を作り、
腐蝕をさせて版に凹凸をつける。
右の水色の液体が硝酸 で、これに版を数時間浸し凹凸をつけるのだ。
腐食のあいだは手持ち無沙汰、出掛けられないし、他の事をしているとうっかり忘れてしまうし、
腐食の具合をちょこちょこと見張っていなければならない。でも今日は良いお天気、うまく腐蝕も進みそう。

版画はとにかくストイックな作業。色を使うにもちょっと不自由でいろいろと制限がある。
その点、水彩は油彩より手軽で、そしてたくさんの色を自由に使える。
水彩にはそんな開放感がある。

水彩は版画をつくるときのエスキースでガッシュを使っていたが、今のような透明水彩を描くようになったのは10年前に水彩教室の代行を頼まれたのがきっかけだ。
そんな水彩を描いていくうち、版ももっと自由でいいんじゃないかと思うようになった。版はとにかく工程がたくさんあって面倒だが、それでも版を使いたいのは物質感、金属の持つ抵抗感に魅力を感じるから。

間接的な作業だが、もっと版との距離を近く感じる作品ができたらいいな。

2013.3.22

3月

 

毎度のことながら、学年末の成績つけが終わり一山越えてほっと一息。

少し暖かくなり、さむーい私の仕事場もやっと使えるようになりました。
5月の個展に向け作品作りに励まなくては・・・。

版画のエスキースはとにかく手を動かし練ってはいるものの、完成している作品はひとつしかなく、
これから必死で制作です。

 

2013.3.18

黄色い花

少し暖かくなったかと思えば寒くなったり、

でも、ふとした瞬間、空気は春の匂い。

黄色い花、新しく品種改良されたものだそうで、ラナンキュラスです。

ちょっと蝋のような艶のある花びらが面白く描いてみたくなりました。

黄色い花は春を運んできてくれそうです。

2013.3.4

秋の日に

秋の日になんてタイトルでちょっと季節はずれですが、
先日の日曜会の展覧会に出品したうちのひとつ、40号の作品です。

展覧会も無事終了、たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。
2013.2.24

水彩画日曜会

あいにくの天気ですが、今日から日曜会の展示が町田市民ホールで始まっています。

この展覧会も今回で5回目を迎えました。

第1と第2ギャラリーを使って、104点とプラスα、26名の力作が並びました。

6日から10日まで、時間は10:00~5:00(最終日は4:00まで)展示します。

是非ご高覧ください。

まだまだ寒い日は続きますが、立春もすぎ、花も春らしくなってきました。

はなびら3cm程の小さな原種のチューリップ、こでまり、・・・

やさしい花をモチーフに描いてみました。

2013.2.6

林檎

とうとう12月になってしまいました。
かわいいリンゴちゃんをいただいたので描きました。
絵にしたらどう?と私のことを思い出して声をかけてくださる。
なんだか嬉しいです。

2012.12.6

薔薇

10月の展覧会も無事終了、ご高覧いただいた方々に御礼申し上げます。
どうもありがとうございました!
新百合ケ丘の初めての会場でしたが、また再来年あたりここで展示ができそうです。
コツコツと作品貯めなくては。

秋のバラを描きました。春のバラとは違って深い色味です。
ちょっとオレンジ色のグラデーションが入って、私の好きな色。

教室では10月11月とバラモチーフが続いていますが、
赤いバラを描いてみたいという生徒さんの声が結構あります。
そういえば私は淡い色の花を描くことが多く赤いバラはコーヒーオベーションという、
こっくりとした赤色のバラを5年前くらいに描いたのが記憶にあるくらいです。・・・他にあったかな?

絵具はいろんなメーカーをごちゃまぜに好きな色を使っていますが、
せっかくいい色を見つけても国内で手に入らなくなってしまう絵具が多いのは残念です。
セヌリエは去年の旅行の時に買ってきたけれど、フラゴナールは水彩絵の具の生産が中止になってしまうとか。うわぁっと広がる面白い絵の具だっただけに残念です。

版画のインクもそうですが、版画の場合はインクが無くなってしまうとエディション刷りが困りもの。
だいぶ前になくなってしまったエルナのセピアは特に気に入っていた色でしたが、
こういう色は混色を工夫してもなかなか思った色にはなりません。

2012.11.18

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