クリスマスブッシュ

xmasbush1.jpg  私が作品を作ったり絵を描いていると、ひょいと母が覗き込んで批評をします。小さかった頃はよく母の真似っこをしながら、一緒に林檎や、窓から見える風景を写生していました。今では専ら評論家。これがまた図星なことを言うのでときどき腹が立ちます。たまに母も自分でも描いてみたくなるのか道具を広げて描き出すのですが、途中で筆を入れてみろと私に指示。で、筆を入れると、「そこはもっとこんなふうに」、とか、「そうそう!それでいい」とか。・・・何なんだぁ~?

講座を持っていると、上手になる方法は?と時々質問されますが、とにかくいっぱい描くことだと思います。そして、これだ!と思ったら技をどんどん盗むこと。・・盗んじゃっていいのか?逆に真似されたら何もなくなってしまうようじゃダメなのです。「学ぶ」はもともと「真似ぶ」、模倣をして自分のものとすることです。そうやって学問でも何でも受け継いできたのですから。そうして得たものを昇華させていくこと、そして「発見する」、「気付く」、ことが大事。それは、問題が解けるとか、上手になることより、もっと大切なことだと思います。

 クリスマスも近いので、クリスマスブッシュという赤い花を描いてみました。布は今年タイで買ってきたもの。丁度色が似ていたので敷いてみました。手前にあるのはウッドペアーという、ずしっと重たいちょっと珍しい植物です。

2007.12.19