「スケッチ&メモ」カテゴリーアーカイブ

小物

秋田の展覧会の時に手に入れた燭台にちょこんと花を挿したらぴったりだったので、先日いただいたエジプト土産の香水瓶と一緒に描いてみました。

artstudionaoでは子供のクラスが2つ、増えることになりました。こどもクラスの講師を新たに迎え、新しいクラスは来年1月からスタートする予定です。(生徒募集中!)
気まぐれ更新「nao便り」では、今のクラスの子供たちが描いた絵をアップしてみました。
「あ!いいこと思いついた♪」なんて言いながら、楽しそうに描いている姿がなんともかわいいです。

http://www.artstudionao.com

 さて、私はいよいよ目の手術。片方だけなのですが、右目と左目では若干色が違って見えるようになるのだそうです。新しい世界が見えるかしら?
呼吸を止めず、力を入れす、体や眼を動かさないように。ヨガのシャバアーサナ(屍のポーズ)で受けてきます。

 

2010.11.26

赤いランプ

 

先日後輩ちゃんが、家で捨てられかけてたランプを救って”モチーフにどうですか?”と私の所へ持ってきてくれました。とっても素敵な赤いランプ!早く描きたいと思いつつ、やっと描くことができました。描けるときに描かなくちゃと一気に3枚。このランプをもとにまたいろいろとモチーフのイメージも広がりそうです。(ありがとね!)

いろーんなことがばたばたと、せわしなく毎日が過ぎていきます。目の手術やら気になることもあるのだけど、・・・ふふ、なんだか心はぽかぽかとあたたかで・・・。気持ちをギュッと詰め込めることのできるこの時期に、たくさん作品も描いておきたいとおもいながら・・・。

 

2010.11.14

タイの器

 

昨日のまプラーザの教室は場所を変更して、生徒さんのお宅にて行いました。ひろーいお庭、たくさんの魅力いっぱいの器、目移りしてしまうほど、描きたいものばかり。私が描いたのは、お家の中庭のテーブルに並べてあったタイの器です。ガラス張りの天井から差し込む光はなんとも奇麗。普段は窓から差し込む光で描いているので新鮮でもありました。

特に水彩画はどんな光で描くかで大分左右されます。部屋の壁の色も影響してきます。私の家の仕事場は、床の色はオーク系、周りに家が立て込んでいてあまり奇麗な光は入ってきません。たまプラーザのstudionaoは、大きな窓に白い壁に白っぽい床、家で描いている時よりも画面は自ずと明るくなります。(目の悪い私には光量が多すぎてちょっとキツイのだけど・・・)。ライティングして描くのもいいけれど、はっとするような光に出合った時には敵いません。

2010.10.20

からすうり

 

毎年作っている卓上カレンダー、来年のもそろそろ作ろうとしたところ、今年描いた絵の数が極端に少ないことに気付きました。描いた絵のほとんどは、たまプラーザのスタジオでちょこちょこっと描いたもの。これもそうです。版画をつくったり、展覧会の準備で雑用が多かったというのもありますが、これじゃあだめだなぁ。

机の上には、描きたくて集めたモチーフを 並べたまんまでほったらかし。

もっと早起き、もっと夜更かしして絵を描かなくちゃ。睡眠時間が長すぎるのかもしれません。

2010.10.5

blueberry

 

学校は夏休み明け早々の実力テスト、この暑さにもかかわらず励んでいました。
えらいなあ・・・。
こっちは休み明け、生徒からの教師評価の結果が待っていました。
う~ん、なぜ?どうしても「先生の熱意を感じるか」の項目の棒グラフが相変わらず逆向きで。
私の静かな熱意、伝わらないのかなあ。

受験時代、竹刀を持って熱気あふれる指導にみんな必死に描いている中、私はアプリオリ、アポステオリがテーマと勝手に決め「描かないでみせる」なんて妙なことをやって、「お前は何考えているんだっ」と先生に怒られたことがあったけれど、あらぬ方向を見てしまう癖、矢印に反抗したくなる性質は、今も変わらないかもしれません。

まだまだ異常な暑さが続いていますが、空はいわし雲、すっかり秋の空です。

さて明日は、カルチャーの後、個展の搬入です。

2010.9.3

ジャカランダ

暑い日が続きます。数年前までは昼間はクーラーをつけずにいられたけれど、この猛暑、そうもいきません。
夏には強かった私ですが・・・。

個展は9月、もうすぐです。それが終われば次は10月に初めて秋田で版画の個展です。
こうしてお話しをいただけるのは有難いこと。で、額縁いくつ用意すればいいんだろう。。。

これは9月の個展に出す作品のひとつです。こんな感じの水彩画が3点(以前私が鉄をたたいて作った燭台や鼎もモチーフに)と、DMのような水彩ドローイング、そして和紙に刷った版画などを展示するつもりです。
今回の個展は水彩や版画などいろいろ並べるのでどう見えるか分からないけれど、ひとつ実験としてやってみたかったことです。

artstudionaoのホームページでは桃をモチーフにワンポイントレッスンを更新しました☆

2010.8.18

ユリとバラ

lily

昨日のお教室で、こどもクラスの生徒のお母様がお庭に咲いたお花を持ってきてくださいました。なんて奇麗な色!うわっ、と思ったその色を感じたように絵にできればいいのだけど、なかなか思うようにはいかないものです。

小学校で講師をしていたのはもう随分前、子供に絵を教えるのは本当に久々です。

教える・・・。

いつも「絵を教える」、という言葉は使わないようにしているし、使いたくないと思っています。言葉が見当たらなくて、教えると言ってしまうこともあるけれど。

感じ方はそれぞれが感覚を開くこと。そして、感じたことをどうやって描くか、その描き方はそれぞれが工夫すること。そうしないと絵に説得力は出てきません。

私はどういう立ち位置でいれば、それぞれのいいものを引き出していけるのか。いつもそのことを考えて観ていたいと思っています。

 

2010.7.14