「スケッチ&メモ」カテゴリーアーカイブ

春の花

f1 これは3月に教室で描いた春の花シリーズ。10枚近く描いたうちの2つです。八重とか不思議な品種がいろいろ。

まだ開いていないチューリップでも、描いているうちにどんどん開いてきて、あれれ!びっくり、開いてみたらなんとでっかい芯が出てきて、なんとアネモネ。・・・確かに下のほうについている葉を見ると確かにチューリップではありませんでした。  

ラナンキュラス、アネモネ、チューリップ・・・全然違う花なのに、新しい品種はパッと見ではわかりません。

花屋さんではもう春の花は終わりのようですが、庭はチューリップが盛りです。f2

 

学校は春休み中。今のうちに個展の作品も仕上げておこうと制作に励んでいます。

版を使う作業はまとまった時間がないと落ち着いて制作できないので、この時期にかけていましたが、友人らの展覧会に出向いたり、父の入院手術なども重なって予想外に慌ただしく時間が過ぎていきます。

 

4月17日からは毎年恒例の日曜会の発表があります。皆さんの一年の成果をぜひご高覧ください。

ハーバーブリッジ

s1新しい年ももうあっという間に1か月が経ちました。暮れから正月にかけて、真っ青な大きな空が見たくてオーストラリアへ行ってきました。例によって出発4日前に飛行機の手配、ビザが必要とは知らず気が付いたのは出かける当日の朝。ETAS(ビザ)はネットで簡単に取れたからよかったけれど焦りました。まずはメルボルンに飛んでちょっと街を散策してから、国内線で滞在するシドニーへ。空港から乗った地下鉄が地上に出て、まずはじめに見たシドニーの景色は日の暮れかけた時分のハーバーブリッジ。

このかっこいい橋に魅せられて、たくさん撮った写真のほとんどは橋ばかり。
そういえば、5月に行ったボスニアヘルツェコビナの、モスタルでも橋を描きましたが・・・橋をみると、描きたくなります。

大みそかには花火大会があるというので楽しみにしていましたが、大勢の人で入場制限、騎馬隊も出動し道路はフンだらけ。すぐ近くのホテルだったにもかかわらず、高層ビルに阻まれてほとんど見ることはできませんでした。堪能(?)したのは振動と音だけ。テレビ中継からが一番よく見えたかも。

思い描いた広い空は、帰りに乗継で降り立ったブリズベンでちょっと見ただけでしたが、クリスマスや正月が夏って、なんだか不思議な感じでした。

 

 

あかねちゃん15歳

akane15 ホームページでお世話になっている、飯島さんのお嬢さんのあかねちゃん、久々に登場です。 あっという間にもう中学生活も最後の年、修学旅行の一コマからです。

 あかねちゃん0歳から毎年描き続けています。私が水彩画を描くきっかけになったのもあかねちゃん、 98年に開設したHPに水彩画を載せるようになったのも あかねちゃんの絵がきっかけです。

 ・・・98年ということは、私のページは20年続いているんだな 。

 この場を借りて、飯島さんに感謝! 

 そして、支えてくださった方々に感謝です。

 好きなもの、自分の周りの、身近なもの、心の中に入り込んだものを、これからもわがままに、描きたいものを描いていこうと思います。

 

 

 

クロアチア旅行

Dubrovnik5月のゴールデンウィーク、どこへ行っても渋滞するし例年家で過ごすことが殆どですが、今年は思い切って海外へ行ってきました。アドリア海の真珠と呼ばれるクロアチアのドブロブニクです。

ハイシーズンの7、8月はあちらこちらから観光客が集まるため混雑するけれど、5月はまだ人も多くなく、晴れて海もきれいに見えるということで、一週間前に決断、手配し(もちろん手配は夫)、出かけることにしました。

以前、20年前くらいにもイタリア経由でフェリーを使ってクロアチアへ行こうと計画を立てたのですがドタバタで行かれず、今回再チャレンジとなりました。
ドブロブニクに4泊の予定でしたが、小さい町のため他へも足を延ばしたくなり、現地で1日ツアーを探して隣の国、ボスニアヘルツェコビナのモスタルという町へ。イングリッシュガイドだったので、言っていることは何となくしかわかりませんでしたが、まあ、内戦の恨みつらみを話しているな・・というのは想像がつきました。壁には爆撃の跡を残しているところも。しかしほとんどは修復されて美しい街並みを取り戻していました。あの内戦から30年近くたつのかな。中学の生徒に「せんせーどこに行ったの?」と聞かれ、クロアチアでピンとこない様子なので、もともとユーゴスラビアだったところ、と説明したらもっと???ってな顔をされてしまいました。そうか、この子たちはまだこの世に生まれていなかったのか・・。mostal

とにかく、美しい海の色は絵にしたくてもできません!ほんっとに、こんな色があるんだな~!!というくらい澄んだ色。石灰質の白い岩肌とぎっしり並ぶオレンジ色の屋根。こんなに美しいところは絵にしちゃいけないと思ったけれど、描いてみました。上がドブロブニク、下がモスタルです。モスタルには有名な橋があるのですが、それはまたあとで描こうと思います。

滞在中は天気にも恵まれ、カラリと乾燥しているので風も気持ちよく、日中は暑いくらいでした。

今回は飛行機が5時間遅れて2度のトランジットの時間に間に合わず、結局ドブロブニクに5泊。クロアチア航空の親切で綺麗なスタッフのお姉さんに飛行機やホテルを手配をしてもらい、仲良くなって最後は一緒に写真まで撮ってきました。
そして1日遅れて帰国しました。

チューリップ

haru1  お花屋さんではもうほとんど見かけませんが、庭のチューリップは今が盛り。色とりどりに咲いています。

 ずいぶん暖かくなりました。そろそろ炬燵もしまって、衣替えしなくては。

 たくさん洗濯もしたいけれど、家にいられる日がなかなか無いのが困りもの。

 最近ベランダに鳥の糞が落ちまくるので、干したままにして出掛けるのも心配だし。鳥よけCD、効果あるかな。

 

 もうこのまま夏が来るのかな?・・・そうはいかないだろ。

 

ポインセチア

12月はクリスマスのイメージでモチーフを組むことが多くなります。

これは月刊誌「1枚の絵」の12月号の水彩教室で取り上げたポインセチアです。

連載は来年の3月までですが、原稿の提出は今年いっぱい。・・・あともうちょっとです。

3年間の連載でしたが、本当に慌ただしく月日が過ぎて行きました。

来年の2月3月は横浜美術館での水彩講座と、もうひとつ3月にNHK青山で1日講座の予定です。

くわしくはこちら!

 ⇒横浜美術館 

 ⇒NHK文化センター青山教室

そして、今年の4月に開催したNAOの会水彩画展の会場風景を動画でやっとアップしました。

 ⇒ART STUDIO NAOからご覧ください。

 

 

 

木の実

kaido11月もすでに半ば。気まぐれ更新とはいえ、2か月半もほったらかしになってしまいました。

うかうかしていると今年も終わってしまいます。

そろそろ年賀状も準備しなければ・・・。来年は酉年、水彩で年賀状を描くようになってから丁度ひとまわりです。

こんな風に水彩画を描くようになって12年以上経ったということになりますか。

歳をとったのは確かだけど、ちょっとは成長したかしら。

 

 

 

 

貝殻

kaigara今日で8月も終わりです。

学校は夏休みでも、8月前半は慌ただしく過ぎて行きました。

出かける用事のないときにじっくり制作しようと思うのですが、いざまとまった時間ができてもすんなりとイメージがわいてこないのは困ったものです。

机に向っていても浮かんでこないからオーディオいじり。やはり夏休み中のオーディオマニアの従兄からいろいろレクチャー受けたり、一人では行けないようなオーディオ店に連れて行ってもらったりして聴き比べ。何百万もする手の出ないようなスピーカーから流れる音を聴いてしまうと欲しくなってしまうのは困ったものです。

でも、ケーブルを変えたりスタンドを増設したりして、家のオーディオの音も随分変化してきました。

コードをつなげるのに30キロ近くあるアンプをひっくり返してしまい、腕に擦り傷青あざ作りながら格闘しています。

そうして音を楽しみながら、本読みながら、やっと少し作品のイメージもわいてきました。ああ、でも休みが終わっちゃう・・・。

 

薔薇

july 今年はまだ、梅雨明けしていないようです。

 ひところの暑さと比べると、まあ落ち着いていて過ごしやすくはありますが、 でもなんだかだるい・・。

 先日、 誕生日にバラをいただきました。

  花がしおれないうちに、急いで数枚描きました。 ほんのりバラのいい香りが漂ってきました。

 夏の花は、あまり日持ちしないのがとても残念。

水彩ゼミ

2016j とうとう7月に突入。今日は一段と蒸し暑く、汗もじわじわ。この先どれだけ暑くなるんだろう。

 毎年この時期に油絵科の2年生を対象に水彩ゼミがあるのですが、今日はその日でした。

 美大といっても水彩を学ぶ機会は殆どなく、版画を専攻していた私も学生の頃は水彩を教わったことはありませんでした。

 水彩といえばもっぱらガッシュを使ってプラスしていく描き方で、このような水彩を描くようになったのは卒業して暫くのち、カルチャーセンターの話を引き受けたのがきっかけです。

 そこから試行錯誤、重たく濃厚な油彩とは違い、繊細な質感が自分の体質に合っていたのかもしれません。

 勤めている学校の研修会で、絵の具の会社を見学する機会があり、そこで絵の具の性質を学べたのはとても役立ちました。

 これは、15号のパネルに用意された花束を40分くらいで描いたものです。 

 描き方はいろいろあると思うけれど、紙や水と楽しく遊べるようになると、おのずと水彩の奥深さに引き込まれていくと思います。