
先月の末に台北へ行ってきました。成田から3時間足らず、あっという間です。外国へ行くとその国の匂いを感じるものですが、台湾は鹿児島の祖母の家の押し入れの匂いに似ていました(失礼)。私にとっては何となく落ち着く懐かしい匂い。着いたのは夜、昼間は35度近くあったようで蒸し暑く、風はなまあたたかくワサワサとしていました。台湾の風や雨は台風が来る前の雨風に似ていると思ったけれど、台風の生まれる地だからそうなんだと改めて実感しました。このスケッチは翌朝出掛けた龍山寺周辺です。夜市の赤い垂れ幕が印象的でした。街では犬をよく見かけ、ゲ-ジにいっぱい詰め込まれた犬達もいたけれど、あれはなんだったんだろう・・・。食用か?台北一長い歴史をもつ龍山寺は参拝客と供え物の色とりどりの果物であふれ返り、お経を合唱する声には並々ならぬエネルギ-を感じました。
2006/6/6

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、の、シャクヤクです。透けるように薄い花弁が重なって、艶やかでありながらしっとりと落ち着いた風情の花。今回はハ-ネミュ-レにシュミンケの絵の具、ドイツでまとめてみました。ハ-ネミュ-レは銅版画用の紙としては定番ですが水彩紙もなかなかのもので、独特の吸い込み、にじみが出来る面白い紙です。
私は普段、自然光でスケッチするのですが、今回は夜、電球のあかりで描きました。
毎年この時季、庭の片隅にラッパ水仙がたくさん花を咲かせます。他の季節もずっと球根が眠っているので、他のものを植えるわけにもいかず、普段はこの場所は殺風景なのですが、芽を出し、葉が伸び、蕾を持ち始めると、心待ちにカウントダウン。 けれども春先は風が強いので、せっかく花を咲かせても庭に咲いたままよりは、切って花瓶にさしたほうが長持ちするようです。