ミモザ

mimoza.jpgテスト採点したり成績つけたりコメント書いたり、年度末のバタバタとした仕事を終えてほっと一息、春休み中です。今ごろチュニジアかインドに旅行している筈でしたが、結局何処へも行けませんでした。激安ツア-も人が集まらないと催行されないからね。。ぁ~~どこかへ行きたいな。
花粉にまみれながらフラフラ散歩。蝶は花粉の黄色が赤に見えるって聞いたことがあるけど,本当かな。春には黄色い花が似合うなあと思ったり。・・・ミモザが綺麗だったので一枝失敬。イタリアでは3月8日は女性にミモザが送られる日なんだって。ここはイタリアじゃないし、自分でもぎ取ってしまいました。
2005.3.21

愛犬

siza.jpg歩くのが大好きで、ひところは雪の日も、暑い夏の日も、8kmの道のりを歩いて通勤したものです。
2ヶ月近く包帯を巻いていた足もやっと治り、久々にたくさん歩きました。出かけた先は、千石→巣鴨(ついでにとげぬき地蔵)→西巣鴨→・・・中山道。大学生の頃よく行った和紙屋、約15年ぶりに寄ったら場所も移転していて浦島太郎のようでした。。
これは昔飼っていた犬。一緒によく散歩しました。中学生の頃、ずんずんと歩いていくうちにその場所がどこなのかわからなくなってしまったことがあります。陽は傾くし、雨はぽつぽつ降ってくるし、犬も不安そうな顔するし、犬を連れて「ここどこですか?」って尋ねる勇気もなかったし。心細かったなあ。家に着いたときはとっぷり日が暮れていました。

2005.3.1

花簪

18.jpg足先に包帯を巻いて1ヶ月ちょっと、なかなか治らない。庇って歩いていたら腰にくるし、頭もなんだか冴えないし(これはいつもか)、気分もパッとしない。大学は春休み中学は入試休みで仕事がなければ外にも出ない。篭ってばかりじゃ、スケッチも版画のエスキ-スもうまくいかない。でも、持ってる絵具全ての色並べをしたらちょっと元気がでました。
シャリシャリした質感のかわいい花弁、これは「花簪」です。周りの空気をどんなふうにするか、冴えないときはなかなかイメ-ジがまとまらないものです。それは水彩に限らず版画でもそう。うまくいくときは偶然も味方して一発で終わりにできるのに、まとまらないときはグズグズと重ねて、結局「ご苦労さん」って感じになってしまう。でも、素材や方法に慣れっこになってしまうのはキケン。 常に、試行錯誤は重ねて、新鮮さを失わないように、と。思っては、いるのです。 が。
2005.2.2

にわとり

niwatori.jpg2005年です。酉年なのでニワトリを描いてみました。ニワトリを飼っている公園へ出かけ、モデルにするニワトリを物色。30羽ほどの中から、nice guy みっけ!雰囲気なかなかよいのだけど、でもちょっと鶏冠がつぶれてる。追いかけてみたら茂みの中へ隠れてしまいました。シャイね。で、ここのkingはどこかと探していたら、いました、立派なのが。堂々とした風格、美しい鶏冠、目つきも鋭い。ギラギラしてるんだな、目の奥が。ちょっと近寄りがたい感じ。そんななか、わたしは??ってアピールしてきたこれまたキュートなコ。ひとなつこい。結局、キングの鶏冠と挿げ替えたナイスガイとキュートを描くことに。ともあれ、よい年となりますように!2005.1.1

レモンピクシー

12.jpg最近、自分のつくるものに疑問が湧いてきた。どんどん作品が小さく固まっていきそうなのでそろそろぶち壊さなくちゃいかんと思うのだけど、どうしたものかな。

それにしても今年はよく鶯が鳴いている。窓を開け放しにして仕事をしていると姿こそ見せないけれど美しい歌声が風に乗って聞こえてくる。そしてこれは、「レモンピクシー」、檸檬色の小妖精といったところか。

ところで、妖精といえばフランス語のフェーは 語源的にはラテン語のファートゥム「運命」に由来し、それが姿を晦まして女性名詞を装いフランスに渡ったのだそうだ。要するに「運命」を翻弄させる「女性」の姿をまとったもの、それが「妖精」ということらしい。ふーん、男性の姿をまとった妖精っていないのかしらね。私の運命をくるわせるようなやつ。

2004.7.3

 

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