「風景」カテゴリーアーカイブ

リスボン

 po 2015年の正月に旅行したポルトガルの風景です。これはリスボン。

自粛生活も考えようによっては何だか快適。好きに旅行できないとか、しょっちゅう消毒しなくてはならないのは面倒ですが、満員電車には乗らなくて済むし、車で出かけるにも道はすいているし。幾分空気が澄んできたのか、遠くの山や木々の色など、色が冴えてきれい。

学校での遠隔授業もだいぶ慣れてきてました。悪いことばかりでもない。生徒たちの順応性には驚くばかり。こちらの想像をはるかに超えてきます。それに、教室で授業するより大きな声を出さなくていいし、おしゃべり好きな生徒たちも相手がいないとサクサク作業して提出してくるし。提出してきたものを手作業で順番に揃えなくても、パソコンがさっと並べてくれる。

いつも朝早く出かけ、帰りの遅かった夫は、今は家にいるので食事も規則正しくできるし、気になる血糖値も悪くないみたいだし。

当然と思ってきたことが、今までずいぶん不便なことしてきたのかもしれない、、、なんて。

ポルト

porto この正月に訪れたポルトガル、ここはポルト、カーサデムジカという洒落たコンサートホールのある最寄り駅周辺です。

この近くのホテルに泊まり、何度も行き来した場所です。

クリスマスイブに到着、お店はどこも閉まっていて食事をとるのに困りましたが、ガラーンとして穏やかで静かな街並みをゆっくり散歩。

今の日本も休日はいつもよりガランとしていますが、それよりもっと人気はなく静かでした。みんなお家でお祝いなのでしょう。

 

穏やかな暮らしが早く戻ってくるといいのだけど、今、こうやっていられるだけでも感謝しなくては!

 

風景

kuroacia テレビをつければコロナコロナ。

スーパーの棚は何かと空になっていて、なんだかおかしい。

 

2008年以降毎年開催してきた「水彩画・日曜会」の展示、今月半ばからの予定でしたが、今回は見送ることになったようです。

学校も、学年末の大忙しの時期なのに、時期を繰り上げて評価をつけ終えて、私は早々に春休みに入ってしまいました。

やり残しの生徒のフォローもできずに学年を終えてしまうのは、東日本大震災の時を思い出してしまいます。

去年の暮れに、何事もなく過ごせるのが一番有り難い・・なんてことを書いたけれど、本当にそれを実感してしまいます。

 

これは何年か前に旅行したクロアチアの町です。のんびりしていて楽しかったな。

 

 

 

北海道の桜

hidaka今年の桜は早くから咲き、ずいぶんと長持ちしました。今はもうすっかり緑。

去年の今頃は、日高へ桜を見に行きました。

寒いとは思っていたけれど予想以上に寒くて上着を一枚買うほど。

静内二十間道路桜並木。直線で約7キロ、道の両側に満開の桜は見事でした。これは、そのまっすぐな道路の脇道を入ったところで、舗装されていない、轍の残る水たまりの道が何だか趣があって、絵にしてみたくなりました。

桜のほとんどはエゾヤマザクラだそうで、このあたりでよく見るソメイヨシノよりちょっと色が濃い感じ。

念願だった北海道に住む親友の家も訪ねることが出来ました。

 

さて、今年のゴールデンウィークは・・・。どこも混雑していて遠出は出来そうにありません。

空気の色

tosi2か月ぶりの更新になってしまいました。

これは何年前かの大みそかの夕日の情景です。場所は都内のどこだったか、ドライブ中の車窓から見えた景色です。

ここに載せている水彩画は殆ど「そこにあるもの、見えるもの」をもとに描いたものですが、もともと、私は「見えるもの」にはあまり興味がないというか、視覚的なもの以外にインスピレーションを得ることが多いのです。風景でも、その空気感、肌で感じる日差しや風に運ばれてくる匂い、鳥の囀りや樹々の音・・・。

2,3年前から「見えない都市」という本からお題を拝借して、水平線をもとに繰り広げる様々な情景を、版を使って55作品を目標に作っています。(今のところ20作品完成)

「見えない都市」というタイトルに惹かれたもの、「見えない」の部分が大きいかも。tosi2

今年はもうひとつ、毎日1つ、「音」をテーマに作品を作っていこうと計画を立てました。題して「音のスケッチ」。

とはいうものの、支持体(紙)はどんなのにしようか、絵具は?と考えているうちに、もうすでに1カ月を過ぎてしまいました。

おまけに、両親が腰を痛め、父は背骨を骨折して入院してしまい、心配事も。今まで何かと頼りっぱなしでしたが、私もそろそろちゃんとしなくては。

 

 

 

弘前公園

11-nozawa 今年も残りあとわずか。

これは雑誌「一枚の絵」の2017年11月号紅葉特集に掲載した5点の作品のうちのひとつです。

この取材のために出かけたのは2016年の11月のちょうど今頃。

着いたその日は雨模様、震えるほどに寒かったです。まずはここ、弘前公園へ。

このあと、十和田へ移動し、奥入瀬、平泉の毛越寺へと南下しました。

こういう機会を与えられないと、紅葉を追って出かける事はなかなかありません。

この弘前公園の桜の紅葉も奇麗でしたが、毛越寺の楓の華やかさも見事でした。

今年はどうなんだろう・・・?

 

水彩画の会 たまプラーザ展

azamino展覧会のお知らせです。

2018年9月5日~10日まで、アートフォーラムあざみ野 横浜市民ギャラリーあざみ野2階展示室において、たまプラーザ教室の有志12名による作品展を開催いたします。

約50点ほどの作品が並びます。

今回の展示は、有志の皆さんが自分たちで企画し、準備しました。私は傍らで見守っていただけで、今日の搬入にちょこっと顔をだし様子を見てきましたが、皆さんの力作の並ぶいい展示でした。

是非ご覧ください!

10時から16時まで (最終日は15時30分まで)

ハーバーブリッジ

s1新しい年ももうあっという間に1か月が経ちました。暮れから正月にかけて、真っ青な大きな空が見たくてオーストラリアへ行ってきました。例によって出発4日前に飛行機の手配、ビザが必要とは知らず気が付いたのは出かける当日の朝。ETAS(ビザ)はネットで簡単に取れたからよかったけれど焦りました。まずはメルボルンに飛んでちょっと街を散策してから、国内線で滞在するシドニーへ。空港から乗った地下鉄が地上に出て、まずはじめに見たシドニーの景色は日の暮れかけた時分のハーバーブリッジ。

このかっこいい橋に魅せられて、たくさん撮った写真のほとんどは橋ばかり。
そういえば、5月に行ったボスニアヘルツェコビナの、モスタルでも橋を描きましたが・・・橋をみると、描きたくなります。

大みそかには花火大会があるというので楽しみにしていましたが、大勢の人で入場制限、騎馬隊も出動し道路はフンだらけ。すぐ近くのホテルだったにもかかわらず、高層ビルに阻まれてほとんど見ることはできませんでした。堪能(?)したのは振動と音だけ。テレビ中継からが一番よく見えたかも。

思い描いた広い空は、帰りに乗継で降り立ったブリズベンでちょっと見ただけでしたが、クリスマスや正月が夏って、なんだか不思議な感じでした。

 

 

クロアチア旅行

Dubrovnik5月のゴールデンウィーク、どこへ行っても渋滞するし例年家で過ごすことが殆どですが、今年は思い切って海外へ行ってきました。アドリア海の真珠と呼ばれるクロアチアのドブロブニクです。

ハイシーズンの7、8月はあちらこちらから観光客が集まるため混雑するけれど、5月はまだ人も多くなく、晴れて海もきれいに見えるということで、一週間前に決断、手配し(もちろん手配は夫)、出かけることにしました。

以前、20年前くらいにもイタリア経由でフェリーを使ってクロアチアへ行こうと計画を立てたのですがドタバタで行かれず、今回再チャレンジとなりました。
ドブロブニクに4泊の予定でしたが、小さい町のため他へも足を延ばしたくなり、現地で1日ツアーを探して隣の国、ボスニアヘルツェコビナのモスタルという町へ。イングリッシュガイドだったので、言っていることは何となくしかわかりませんでしたが、まあ、内戦の恨みつらみを話しているな・・というのは想像がつきました。壁には爆撃の跡を残しているところも。しかしほとんどは修復されて美しい街並みを取り戻していました。あの内戦から30年近くたつのかな。中学の生徒に「せんせーどこに行ったの?」と聞かれ、クロアチアでピンとこない様子なので、もともとユーゴスラビアだったところ、と説明したらもっと???ってな顔をされてしまいました。そうか、この子たちはまだこの世に生まれていなかったのか・・。mostal

とにかく、美しい海の色は絵にしたくてもできません!ほんっとに、こんな色があるんだな~!!というくらい澄んだ色。石灰質の白い岩肌とぎっしり並ぶオレンジ色の屋根。こんなに美しいところは絵にしちゃいけないと思ったけれど、描いてみました。上がドブロブニク、下がモスタルです。モスタルには有名な橋があるのですが、それはまたあとで描こうと思います。

滞在中は天気にも恵まれ、カラリと乾燥しているので風も気持ちよく、日中は暑いくらいでした。

今回は飛行機が5時間遅れて2度のトランジットの時間に間に合わず、結局ドブロブニクに5泊。クロアチア航空の親切で綺麗なスタッフのお姉さんに飛行機やホテルを手配をしてもらい、仲良くなって最後は一緒に写真まで撮ってきました。
そして1日遅れて帰国しました。

水彩画展

obidosu 今度はあざみ野フォーラムでの水彩画展です。

 4月18日~24日まで、私が受け持つ教室の有志合同展で、

 今回は約100人400点以上の作品が並びます。

  第1回が60数人、第2回が70人とちょっと、徐々に参加者も増えています。

 もちろんもう私が一人で仕切れるはずもなく、もう合同展は終わりにしたいと申し出たところ、

 「自分たちでやりましょう!」ということで皆さんが力を合わせて準備して、展覧会を開催する運びとなりました。 どんな展覧会になるのかな。

 DMに使ったのは、今年の正月に旅行したポルトガルの小さな町「オビドス」の風景です。

是非、ご高覧下さい。