11月もすでに半ば。気まぐれ更新とはいえ、2か月半もほったらかしになってしまいました。
うかうかしていると今年も終わってしまいます。
そろそろ年賀状も準備しなければ・・・。来年は酉年、水彩で年賀状を描くようになってから丁度ひとまわりです。
こんな風に水彩画を描くようになって12年以上経ったということになりますか。
歳をとったのは確かだけど、ちょっとは成長したかしら。
学校は夏休みでも、8月前半は慌ただしく過ぎて行きました。
出かける用事のないときにじっくり制作しようと思うのですが、いざまとまった時間ができてもすんなりとイメージがわいてこないのは困ったものです。
机に向っていても浮かんでこないからオーディオいじり。やはり夏休み中のオーディオマニアの従兄からいろいろレクチャー受けたり、一人では行けないようなオーディオ店に連れて行ってもらったりして聴き比べ。何百万もする手の出ないようなスピーカーから流れる音を聴いてしまうと欲しくなってしまうのは困ったものです。
でも、ケーブルを変えたりスタンドを増設したりして、家のオーディオの音も随分変化してきました。
コードをつなげるのに30キロ近くあるアンプをひっくり返してしまい、腕に擦り傷青あざ作りながら格闘しています。
そうして音を楽しみながら、本読みながら、やっと少し作品のイメージもわいてきました。ああ、でも休みが終わっちゃう・・・。
もう今年も残りわずかになってしまいました。
昨年4月から連載している「一枚の繪」の水彩画教室のコーナー、
はじめの予定では今年度いっぱいで終了のはずでしたが、あと1年延長ということで
また来年も引き続き雑誌の編集部がある築地に通うことになりました。
築地といえば来年場内市場が移転してしまいます。
外国人観光客もいっぱいでいつも活気がありますが、今後はどう変わるんだろう?
昼間、仲買人の厳ついおじさん達が一仕事終えてくつろぐ、路地裏の安くておいしいお寿司屋さん
など、築地のおいしいお店に連れて行ってもらうお昼が楽しみで。
広くてきれいになるのもいいけれど、今までのような生活感のある市場は面白いんだけどな。
いつの間にか6月が過ぎ、あっという間に7月になっていました。
なるせ教室の皆さんとの同時開催だった5月の個展も無事に終えてホッとしたのもつかの間、
「来年は版画をたくさん出します」と言ってしまった手前、あいた時間を見つけては
版を前に格闘しています。
それに、今年の10月は久々に銀座で個展があります。こっちはまだ何にも手がつけられていない状態で・・・。
これからこのうだるような暑さと闘いながら、制作しなければなりません。
夏の暑さは得意なほうでしたが、だんだん年をとってきたせいか前ほど集中できなくなったような気がします。
ものは見えにくいし、すぐ疲れちゃうし。
今日は大学2年生の水彩ゼミに行ってきました。
昔は学生さんとも年が近かったけれど、いつの間にか開いてくるもんなんだなぁ。
技術的なことはさておいて、若々しいエネルギッシュな作品を前になんだか年を実感してしまいました。
年をとってくのは仕方ないけれど、作品は「古い!」って言われないように頑張ろう~っと。
1日6時間×3日間の集中講座、女子美のアートセミナーも無事終了しました。
6時間ぶっ続けは大変だろうと思っていましたが、皆さんの集中力には驚きました。
完成度の高い作品が出来上がり、満足そうなお顔を拝見すると私もとても嬉しくなります。
お疲れ様でした!
さて、9月の初めから新百合ヶ丘のギャラリー華沙里で水彩画展をいたします。
ご高覧いただけたら嬉しいです。 ⇒詳しくはこちら
早いもので、日曜会の展示が終わって2週間もたってしまいました。
寒い中、お出かけいただいた方にお礼申し上げます。有難うございました。
そして、来月はNAOの会、第2回水彩画展があります。第1回は2011年でしたが、それ以降なかなか会場をおさえることができず、3年ぶりの展覧会です。今回は、あざみ野フォーラムの1階と2階の全室を使っての展示です。私が講師を務める水彩画講座の生徒さん、有志約80名による展示です。作品数300点以上になるかな?
4月21日~27日、あざみ野フォーラム1.2階展示室
詳しくはART STUDIO NAOのサイトをご覧ください。⇒詳しくはこちら
描いたのはトルコの器です。
昨日で今年の仕事すべて終え、今日から私の冬休み。
ここから集中して描かなくては・・・。
そういえば実家にシクラメンを買ってあったな、と描きに行くと、
母は家のブロック塀によじ登って、高枝バサミを振り上げて梅の木の枝を切ろうとしています。
背中も曲がった年寄りが危ないったら。
今年もいろいろありましたが、何事もすっきりさっぱり始末をつけて、よい年を迎えたいものです。
先日、ランプを衝動買いしました。トルコのモザイクランプで、ひとめ惚れでした。
夜になると点けたり消したり、外へ出て道路から窓を確認してみたり、しばらく楽しめそうです。
日が暮れて、あちこちの家の窓から灯りが漏れるのを見るのが大好きです。
蛍光灯の白っぽいものより、暖かなオレンジ色の明かりが好き。
蝋燭のゆらゆら揺れる灯りも好き。ただし、地震が怖いからいつも見張って、すぐ消してしまいます。
描いていて、子供の頃読んだ、「マッチ売りの少女」の絵本を思い出してしまいました。
何を描こうか・・・、あまりピンとこないままモチーフ棚からガラスをいくつか出してきて
かいてみましたが、やはりピンとこない絵になってしまいました。今日1日、3枚失敗。
そもそも、モチーフは創作の動機となるものなのだから、
動機がいい加減だと、出来てくるものも期待できるわけがなく・・・。
で、机の上にガラスをおいて、床に座って見上げたら、ガラスの表情がいつもと違って見えました。
ちょっとイラストみたい。
絵画専門月刊誌の水彩画コーナーを連載するというお仕事をいただき、
制作過程を写真で撮りながら描いているのですが、
一気に描きたいところで中断しなければならなかったり、
うまく写真が撮れなかったり、なかなか思うようにいきません。
何かいい方法、ないかなあ。