「花」カテゴリーアーカイブ

hydrangea

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hydrangea=学名、「水の容器」という意味があるそうです。なるほど。これは白いガクアジサイ。西洋品種かな、葉っぱも小さい。

今日の水彩画教室で描くモチーフに、この季節は紫陽花がいいかと思い花屋へ行ったのですが、どの店にもあまり置いていません。お店で売られるハウスものは、母の日がピークなんだそうです。でも5月のカラッと明るい日差しの新緑の頃に、紫陽花っていうのも何だかピンとこないよなぁ。そんなわけで、今回は庭の紫陽花を持って行きました。これは切って持っていく前に描いた一枚。

しかし、梅雨入りしたとはいえ雲も空高く、なんだろうこの暑さは!

2007.6.16

あじさい

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紫陽花の季節になりました。紫陽花にもいろいろ種類がありますが、今年は庭に3種類、数年前に挿し木にしていたものも、やっと花を咲かせてくれました。私が一番好きなのはスミダノハナビですが、それはまだガクが3個くらいしかついてなくて歪な咲き方だったので、今回はこぶりな青紫のガクのものを選び、私が轆轤を使って始めて焼いた、少しゆがんだお茶碗に紫陽花を浮かべてみました。

梅雨入りしたのかな。昨日も雨、今朝も降ったり日が差したりヘンな天気。世の中景気が回復したからって(私にはいっこうに関係ないのに)、2倍以上に跳ね上がった地方税の納付書が届いて、気分は大雨。

 2007.6.11

コックテール

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新緑の季節、庭に咲いたコックテールの鮮やかな赤がまわりの緑色に映えて綺麗だったので描いてみました。今年は蕾もいっぱいついて、これからも楽しめそう。外でスケッチをはじめましたが、この頃は日差しも強くて、真っ白な紙に向かうと眩しすぎて下書きの鉛筆の線が見えません。画面が陰になるようにして描くのですが、30歳半ばでかかってしまった白内障が随分進んじゃったのかな。。。あまりに眩しいのでサングラスをかけて描いたら、眼鏡をはずしたとき少しギョッとしました。結局さいごは部屋の中で描きました。脳裏に焼き付けた鮮やかな色で。

コックテールの赤には、ブロックスレッド使いました。コクのあるいい色です。花のかげの色はマゼンタ。blockxの油絵具を置いてある店は結構あるけれど、水彩絵具は何故あまりないんだろう?

2007.5.4

シンビジウム

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階段の踊り場の窓辺に活けてあったシンビジウムの形が面白かったので描きました。背景はどうしようかな、といつも描く前に考えますが、今回は日が暮れかけた薄暗い室内だったのでこんな色になりました。よく、背景の色をどうしたらいいかわからない、という質問を受けますが、私はモノを描くというより、むしろそのモノを取り囲んでいる空気の方を掴みたいと思って描きます。例えば光り。光がさすからものが見える、光があるから色が発色する。真っ暗闇の中では色はみえません。そんなスケッチを通してこの世の広がりを感じとることが出来たら、、、なんて。なかなかうまくいきませんが。

もっと力を抜いて、作品を作りたいなぁ~と思うこの頃です。

2007.4.23

 

 

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あっという間に桜も葉の緑が多くなってきました。 花が散ってしまう前に今年の桜をスケッチしました。ハーフパンの絵具を入れておくメタルケースのロゴが面白くて、いろんなメーカーの物を集めてしまい、今では8ケースほど。そして今度は、ケースの隙間に並べようと沢山の色を買ってしまいました。どの絵具を使って描こうかと考えるだけでも嬉しくなってしまいます。調子に乗って混ぜすぎちゃったかな。

さて、顕微鏡院での展示は(3月第2月曜から4月第2土曜の)1ヶ月間ということでしたが、数えてみると5週間もありました。普段よりちょっと長めで、あと残り一週間!

この次は、4月24日~29日、渋谷 ギャラリー ル・デコで「debli」という催しに出品します。  愛知万博で展示された素焼きの動物1200体、万博終了後は廃棄されてしまうその動物たちをRECYCLE→RECREATEしようというものです。いろんなジャンルのアーティスト190数名が手を加えた、もとは真っ白な動物たちがどうなったのか、楽しみ。

2007.4.8

クリスマスローズ

xmasrose.jpg いま流行りのクリスマスローズ。クリスマスローズって、何でそんなに人気があるのかなぁ?枯れてしまってもいつまでも花を落とさない、しぶとい花。でも、こうやって切花にすると長持ちしていいのかな。

ずいぶん日が長くなったな~。

2007.3.22

オレンジ色の花束

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春分を過ぎ、これからは昼が長くなって、いつもなら気持ちが乗ってくるはずなんだけれどなんだか浮かない気分。外はとってもいい天気。忙しかった仕事も落ち着き、気晴らしにいっぱいもらった花束をまとめて何枚か描いてみたり。そのうちの1つ、オレンジ色の花束です。

最中の展覧会はあとまだ3週間とちょっと。そのあと4月の半ばからは、また別の催しに出品したり、やることはいろいろあるんだけれど。

2007.3.22

薔薇

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大好きな色はコーラルレッド。コーラルは珊瑚のことだけれど、それよりもちょっとオレンジが混ざったような、鮮やかな夕日の色。その色の薔薇を、セヌリエのキナクリドンレッドオレンジ(コーラルレッド)を使って描きました。いくら絵具を混ぜても出せない色ってありますが、思った色がちゃんと出せると嬉しいものです。そして、大好きレインボーカラー(?)を背景に散りばめて・・・(う~ん、実際はもうちょっと落ち着いた色なのですがスキャナで撮ったら淡い調子が飛んでしまったな。) 縦長なモチーフを、細長いスケッチブックを使って描いてみました。

ペーパーワークの作品を作っていると、触覚的な感覚のほうが優先してしまうけれど、色を抑えた仕事を続けていると、ふと、色を使いたくなってしまいます。この世に、「色」があってよかったなぁ。

2007.2.5

 

庭の花

rose1.jpg  秋も深まってきました。来年3月の展示の為の作品を制作中、新鮮な空気でも吸おうとひょいと庭に出ると、可愛いバラがニコニコ咲いていました。以前にいただいた花束の、バラを挿し木にしていたものが花を咲かせました。小さいけれど、薄い黄色で綺麗だなぁと思い、すぐにスケッチブックを取ってきて描きました。 切花は萎れてしまうとふつうは捨ててしまうけれど、こうして挿し木にしてまた花を咲かせると、嬉しくなります。

描き終わって、今度は本屋へフラフラと散歩。そこでかかっていた音楽がシュ-ベルトのさすらい人幻想曲。本を探すよりそっちの方が気になって、またすぐ家に帰って、ものすごーく久々にピアノの蓋を開けました。昔、この楽譜を買ったものの、最後まで弾き終わらずに放り投げてあったのですが、再び挑戦。悪戦苦闘して楽譜を読みつつ弾き終えたときは、手の血管が浮き上がっていました。疲れたけれど、達成感に満足。こうやって指を動かすとボケ防止にもなるかもね。   行き当たりばったりの1日でした。

2006.10.15