
どこか遠くへ行ってみたいけれど、この休みは何処へも行けませんでした。5年程前に旅行したスペイン、ぱらぱらとアルバムをめくっていたらいろいろ思い出しました。アルハンブラ宮殿、14世紀からの時を経たその重みを出せたらと思いながら描きました。
2007.5.6

どこか遠くへ行ってみたいけれど、この休みは何処へも行けませんでした。5年程前に旅行したスペイン、ぱらぱらとアルバムをめくっていたらいろいろ思い出しました。アルハンブラ宮殿、14世紀からの時を経たその重みを出せたらと思いながら描きました。
2007.5.6

版画のしごとの合間に、天気が良いので車に乗ってふらふらと、緑いっぱいの場所へ行ってスケッチしてきました。カーナビがあれば方向音痴の私もいろいろなところへ行けるんだろうけれど、近場でいい景色探し。。。
2007.5.4

新緑の季節、庭に咲いたコックテールの鮮やかな赤がまわりの緑色に映えて綺麗だったので描いてみました。今年は蕾もいっぱいついて、これからも楽しめそう。外でスケッチをはじめましたが、この頃は日差しも強くて、真っ白な紙に向かうと眩しすぎて下書きの鉛筆の線が見えません。画面が陰になるようにして描くのですが、30歳半ばでかかってしまった白内障が随分進んじゃったのかな。。。あまりに眩しいのでサングラスをかけて描いたら、眼鏡をはずしたとき少しギョッとしました。結局さいごは部屋の中で描きました。脳裏に焼き付けた鮮やかな色で。
コックテールの赤には、ブロックスレッド使いました。コクのあるいい色です。花のかげの色はマゼンタ。blockxの油絵具を置いてある店は結構あるけれど、水彩絵具は何故あまりないんだろう?
2007.5.4

階段の踊り場の窓辺に活けてあったシンビジウムの形が面白かったので描きました。背景はどうしようかな、といつも描く前に考えますが、今回は日が暮れかけた薄暗い室内だったのでこんな色になりました。よく、背景の色をどうしたらいいかわからない、という質問を受けますが、私はモノを描くというより、むしろそのモノを取り囲んでいる空気の方を掴みたいと思って描きます。例えば光り。光がさすからものが見える、光があるから色が発色する。真っ暗闇の中では色はみえません。そんなスケッチを通してこの世の広がりを感じとることが出来たら、、、なんて。なかなかうまくいきませんが。
もっと力を抜いて、作品を作りたいなぁ~と思うこの頃です。
2007.4.23

あっという間に桜も葉の緑が多くなってきました。 花が散ってしまう前に今年の桜をスケッチしました。ハーフパンの絵具を入れておくメタルケースのロゴが面白くて、いろんなメーカーの物を集めてしまい、今では8ケースほど。そして今度は、ケースの隙間に並べようと沢山の色を買ってしまいました。どの絵具を使って描こうかと考えるだけでも嬉しくなってしまいます。調子に乗って混ぜすぎちゃったかな。
さて、顕微鏡院での展示は(3月第2月曜から4月第2土曜の)1ヶ月間ということでしたが、数えてみると5週間もありました。普段よりちょっと長めで、あと残り一週間!
この次は、4月24日~29日、渋谷 ギャラリー ル・デコで「debli」という催しに出品します。 愛知万博で展示された素焼きの動物1200体、万博終了後は廃棄されてしまうその動物たちをRECYCLE→RECREATEしようというものです。いろんなジャンルのアーティスト190数名が手を加えた、もとは真っ白な動物たちがどうなったのか、楽しみ。
2007.4.8

今シーズンは元気に乗り切ったと思った矢先、3月末になってとうとう風邪を引いてしまいました。 天気が良いのに気分が乗らなかったのもそのせいだったかな。でも、すぐ病院に行って薬をもらったおかげで、ひどくならずに済みそうです
。
去年の健診のあと呼び出され、ちゃんと医療機関で調べてもらえと指導を受けていたので、このついでにと健診の予約。それにしても痩せすぎで指導を受けるとはなぁ。現代社会ではモデル協会からも外される、反社会的な痩せなんだそうで。・・・モデルじゃないのに、あ~ぁ。うまれてこのかた健康なのに~。
それはさておき、庭にでると新芽がいっぱい。桜も咲いて綺麗ですが、緑色の絵が描きたくなりました。テーブルの上に緑色のものをあれこれいっぱいセッティングして、、、ハーブビネガーも作ってモチーフにしてみました。食欲をそそるいい香り。山椒も新芽が出ていたので、摘み取ってきました。ちょっとモチーフが多すぎたかな。日差しはすっかり春。春の光を感じながら描いてみました。
2007.4.2
いま流行りのクリスマスローズ。クリスマスローズって、何でそんなに人気があるのかなぁ?枯れてしまってもいつまでも花を落とさない、しぶとい花。でも、こうやって切花にすると長持ちしていいのかな。
ずいぶん日が長くなったな~。
2007.3.22

春分を過ぎ、これからは昼が長くなって、いつもなら気持ちが乗ってくるはずなんだけれどなんだか浮かない気分。外はとってもいい天気。忙しかった仕事も落ち着き、気晴らしにいっぱいもらった花束をまとめて何枚か描いてみたり。そのうちの1つ、オレンジ色の花束です。
最中の展覧会はあとまだ3週間とちょっと。そのあと4月の半ばからは、また別の催しに出品したり、やることはいろいろあるんだけれど。
2007.3.22

大好きな色はコーラルレッド。コーラルは珊瑚のことだけれど、それよりもちょっとオレンジが混ざったような、鮮やかな夕日の色。その色の薔薇を、セヌリエのキナクリドンレッドオレンジ(コーラルレッド)を使って描きました。いくら絵具を混ぜても出せない色ってありますが、思った色がちゃんと出せると嬉しいものです。そして、大好きレインボーカラー(?)を背景に散りばめて・・・(う~ん、実際はもうちょっと落ち着いた色なのですがスキャナで撮ったら淡い調子が飛んでしまったな。) 縦長なモチーフを、細長いスケッチブックを使って描いてみました。
ペーパーワークの作品を作っていると、触覚的な感覚のほうが優先してしまうけれど、色を抑えた仕事を続けていると、ふと、色を使いたくなってしまいます。この世に、「色」があってよかったなぁ。
2007.2.5
太陽が沈んで、真っ暗になる前の、ほんの少しの時間。太陽の光が地平線から消え、屋根の色、木々の色、いろんな色が色を失って、その代わり家々にあたたかそうな明かりが灯り始める頃。何となく空っぽな気分、寂しくなる時刻でもあります。
手元は暗いし、寒いし、刻々と変わってしまう空の色をなかなか追いきれませんでしたが、この季節のこの時刻をずっと描いてみたいと思っていて、、、やっと描きました。
2007.1.14