
クリスマスの季節になりました。街は電飾でキラキラ。ヒカリもの、いろんな色の響きあい、日本のお祭りの七夕とはまた違ったカラフルさで魅了されます。1999年にニューヨークでクリスマスをむかえた時、日本と違うなぁと思ったのは全てお店は閉まってしまうこと。街はしんと静かでした。その日、観ようと思っていたメトロポリタン美術館も休館で、唯一開いていたのは教会だけ。熱心にお祈りをする地元の人々。神聖な空気で満ちていました。
この時期は花屋はポインセチアとシクラメンでいっぱいです。ポインセチアを買ってワインとグラスを並べて描いてみました。
2006.12.8

私は普段、自然光でスケッチするのですが、今回は夜、電球のあかりで描きました。
神奈川私学の中高美術教員の為の研修会に参加。絵具の「クサカベ」、朝霞工場を見学してきました。大きな機械がたくさん稼動しているのを想像していましたが意外にこじんまりとした工場でした。色の微妙な違いを調整するのは人間の目が頼りだというのにはちょっと感動。最近は環境のことを考慮して、カドミウムなどの有害成分を含む顔料は徐々に有機系顔料に切り替えられる傾向にあるそうです。(イギリスでは要望があれば生産していくようですが。)アイボリ-ブラック(象牙を焼いたもの)や、ウルトラマリン(ラピスラズリ)は、既に天然モノの絵具はないようですが、絵具も時代と共に変わっていくのだな・・・。