「静物」カテゴリーアーカイブ

ホオズキ

hozukiiART STUDIO NAO、2010年に始まったこの教室も今月で閉室です。

最初の時からずっと来てくださっていた生徒さん、帰り際、部屋の壁を撫でて「ありがと!」と一言。なんだか感慨深かったです。

10年ひと昔というけれど、あっという間のような。

来週いっぱいここで教室やって、あとは片付け、お引越しです。

9月からはこども教室担当の 若宮先生宅アトリエをお借りして教室を続けます。これはこれでまた楽しみ。

さて、教室の名前は何になるかな~?

 

 

フサスグリ

kusasuguri先日見つけたかわいい赤い実。

これはフサスグリ。このフサスグリはジャムなどにして食べられるようだけど、はびこって大変なのだとか。

昨年の秋。名前がわからないのですが、やはりかわいい赤い実を花瓶にさしておいたらそのうちに根が生えてきました。植木鉢に植えたところ、最近ナスの花のような紫色の小さな花を咲かせました。なんていう名前の植物だろう・・・、植物図鑑やネットで調べたところ、どうやらナス科の植物らしいというのはわかりました。

ワルナスビ、バカナス、ヒヨドリジョウゴ、マルバノホロシ、ヤマホロシ、ツルハナナス、

・・・いろいろあるけれど、ナスってろくな名前つけてもらっていない。ワルナスビは名前の通り毒持はびこる嫌われ者。花は似ているけれど、棘とか、葉の形、花色の変化や実の色などが違っていて、ワルナスビやバカナス、ツルハナナスではなさそう。

そういえば以前、ゆすら梅も庭に植わっていたけれどいつの間にか消えちゃったな。

 

 

みかん

mikan
2021年も3日目。

去年はポルトガルからの帰り道、トランジットで降りたドバイで初日の出を迎えました。

今年はどこも行けずに寝正月。

 

コロナも落ち着いていい年になりますように

祈り

hi3私が高校生の時に予備校で出会った師匠、佐藤全孝先生。ゼンコー先生、と呼んでいた。

今年の春に亡くなったという知らせ。

絵を描くということの根本を教わり、本当にお世話になった方だ。

受験生だったから、描く絵は石膏デッサンや油絵漬けの毎日だったが、

そんな基本の中で、絵画の[空間]や[かたち]について、多くのことを教わった。

空間の重さや、そこにあるかたち、をどうやって出していったらいいのか。描けなくなってしまったこともあった。

私が描く水彩画の空間の在り方は、多分、受けた影響は大きいと思っている。

私の展覧会にはいつも足を運んでくださり、いろいろ助言もしてくださった。

 

先生は、昔はあまり展覧会をしないご様子だったけれど、私が大学を卒業してだいぶたってから展覧会の案内をいただくようになった。

しばらく「祭壇」というタイトルの作品が続いていた。

見ているとなんだか怖くなる、精神と肉体とに分けるなら、引きちぎられた肉体のような、激しいストローク。

長く闘病されていたが、絵を描くことだけが楽しみだった、という奥さんの言葉。

身を削るような、絵に身を捧げた、という迫力が伝わってくる。

 

気に入って求め、私の家に飾ってあるのは「遠い日・いつか いつも見ていたような気がする 白い時間」というタイトルの作品。

遠いどこかへ、吸い込まれていくような、静かで、穏やかで、今はそんな時空に居られるのかしら。

 

たまご

tamag なんだか訳のわからぬうちに、今年も残すところあと僅かになってしまいました。

天気の良かった先週の日曜日、仕事も休みだしちょこっとドライブに出かけました。

帰りがけ夕方日も暮れるころ、渋滞気味の高速道路でなんだか異音が。

高速道路なのになんでガタガタ道なんだろう?と思っていたけれど、音が鳴りやまないので路肩に止めて・・・

なんと前輪がぺしゃんこではありませんか!

救援が来るまでの間、三角表示板はどこだっけ?と探し出し、車から出て10mくらい離れて待っていると警光灯をピコピコさせた車が20分ほどで到着。ほっとしたのも束の間、怪我がないか確認して「JAFが来るまで待っててください」と言い残して去っていき。ゴーゴー行交う車の騒音と不安の中、1時間くらい待って・・・あ!来た来た。

JAFのお世話になり家まで約40KM、レッカーに引きずられて自宅まで戻りました。

高速道路でパンクなんて、あまりスピードが出ていない時でよかったけれど。ひゃ~参った参った。

 

かぼちゃ

kabocya ハロウィンの10月はモチーフもカボチャ三昧

小さいのはスズメウリ。今年はカラスウリがあまり手に入りません。

 

9月の後半から休みなし、久々に仕事続きでした。有難いことだけど5月ののんびりしていた頃がちょっと恋しい。

毎年、秋には町田版画美術館での講座があります。小耳にはさんだのですが、どうやら併設されている工房を取り壊して子供の遊べる広場を作るとか。えぇ~、なんで???版画美術館としての機能を果たせるいい設備なのに。

 

blue

blue1 暑いときの毎度のモチーフです。そろそろ8月も終わってしまいます。

ピアノの弾きすぎか手首から先が痛くなってしまいました。

親指の付け根あたりからちょっと腫れているかな。・・・湿布を貼って練習。

若い頃は運動不足解消のためにジムに通いだし、腹筋は六つに割れ肩甲骨あたりの筋肉がついていく(筋肉は裏切らない?)のが楽しくて、でもやりすぎでドクターストップがかかったこともありました。

加減がわからないというか、やりだすと止まらなくなってしまうのは昔から。

ビー玉

b透明なガラスが大好きです。

「好きなもの」は当然、絵に描いてみたくなる。

中学生の頃、きらきら光る色とりどりのビー玉を上手に描いてみたくて油絵でいろいろ試したのを思い出します。

水彩だと滲みや濃淡で、より透明感が出せるような気がします。

先日は都内にあるビー玉専門のお店を覗きに行きました。

また、モノが増えてしまった。

外は暑いので、涼しげな青いビー玉を選びました。

 

 

葡萄

budow暑い日が続くと寒い冬が恋しくなるけれど、昨日は急に冷え込んで、着るものにも困るほど。

 

今日は久々に温かな日差しです。明日からは台風でまた崩れそうです。

貴重な晴れ間なので、今日は銅板の腐蝕をします。

 

先日は勝沼でブドウ狩りをしてきました。珍しい品種がいろいろ。これはウィンクという品種です。

 

ポインセチア

12月はクリスマスのイメージでモチーフを組むことが多くなります。

これは月刊誌「1枚の絵」の12月号の水彩教室で取り上げたポインセチアです。

連載は来年の3月までですが、原稿の提出は今年いっぱい。・・・あともうちょっとです。

3年間の連載でしたが、本当に慌ただしく月日が過ぎて行きました。

来年の2月3月は横浜美術館での水彩講座と、もうひとつ3月にNHK青山で1日講座の予定です。

くわしくはこちら!

 ⇒横浜美術館 

 ⇒NHK文化センター青山教室

そして、今年の4月に開催したNAOの会水彩画展の会場風景を動画でやっとアップしました。

 ⇒ART STUDIO NAOからご覧ください。