「花」カテゴリーアーカイブ

ハイビスカス

hibiscus.jpg去年は真赤なハイビスカスを描きましたが今回はピンク色です。ハイビスカスもいろいろな色がありますが、やはり鮮やかな色を選んでしまいます。大きく伸びやかな花なので、いつもより少し大きめの紙に描きました。この鮮やかな花を見ると夏だな~と、うきうきしてきます。湿度の高いのはちょっと疲れるけれど、夏は私の大好きな季節。去年はちょうど今頃ぎっくり腰になってしまいましたが、今年は冷房にも気をつけているので大丈夫。でもこのごろは、友人との会話が「腰痛くない?」とか「膝にこない?」とかだんだん年寄りな会話になってしまって、あああああ。大好きな季節だけれど、トシをとってしまう月でもあるのでちょっとフクザツ~。

学期末の成績つけの合間、気分転換のスケッチ。というか、ちょっと逃避。数字に慣れてないし、表の行や列を間違えないように記入しなくちゃならないし、この手の作業は慣れていないから本当にタイヘン。肩が痛い。目も痛い。胃も痛い。エクセルを使うと便利だけど、扱いなれていないと小数点が思うように出てこないから、けっきょく電卓片手にコツコツと。あ~終わらない。

2006/7/6

 

 

カルミア

karumia.jpg

水仙、ヒメウツギ、芍薬、と、白い花が続いていたのでピンクの花を描きました。 カルミア、別名アメリカシャクナゲです。シャクヤク、シャクナゲ、なんか似ている。。。

 これは前回の芍薬と同じ日に描いたのだけど、絵を描くモ-ドに入ると何故か文字が書けなくなります。コトバが出て来ない。不思議。絵を描くこと(特に抽象的なもの)と、それを文章化していく作業は頭をクリアにするためにも欠かせないものだと思ってやっているけれど、明らかに脳の違う部分を使っている感じ。コトバって難しいなぁ。コトバには意味があるからよけいに難しい。

2006/5/24

シャクヤク

shakuyaku.jpg立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、の、シャクヤクです。透けるように薄い花弁が重なって、艶やかでありながらしっとりと落ち着いた風情の花。今回はハ-ネミュ-レにシュミンケの絵の具、ドイツでまとめてみました。ハ-ネミュ-レは銅版画用の紙としては定番ですが水彩紙もなかなかのもので、独特の吸い込み、にじみが出来る面白い紙です。

先日、大学のスケッチ旅行で箱根へ。登山鉄道、ケ-ブルカ-、ロ-プウェ-、(途中黒たまごをGET)、海賊船?を乗り継いで箱根湯本から3時間かけて集合場所の元箱根へ到着。これが箱根の正しいまわり方だそうで(ロ-プウェ-に同乗したおばさん談)。この時季新緑が美しく、鶯は森の妖精のごとく良い声で鳴いていました。豊かな緑と鳥の歌には心が洗われます。樹木の匂い、ちょっとひんやりとした湿り気のある空気、心地よい風。そんな気持ちのよい安らぐような空気を描けたらなぁ。翌朝は雨でしたが、出かける前に箱根神社にお参りをして、朝の新鮮な緑も満喫しました。

2006/5/21

 

 

ヒメウツギ

himeutugi.jpg

寒がりの私は未だコタツから出られません。でも、今日は久々の良い天気。陽気に誘われ散歩に出ると、外はいつの間にかだいぶ緑が濃くなっていました。今週末はもう立夏だものなぁ。はやいなぁ。これはヒメウツギ。庭に咲いたたくさんの小さな白い花が清々しく目に留まりました。

暖かくなると制作意欲も湧いてきます。ちょっと大きめの版を使った作品を作りたくて、今日はまず版の準備。そういえば最近、中国でのオリンピックの影響もあって需要が増えて、銅板がかつてないほど値上がりしてしまいました。高い銅板使って失敗作にならないようにしなくちゃ。

2006/5/1

daffodil

2.jpg 毎年この時季、庭の片隅にラッパ水仙がたくさん花を咲かせます。他の季節もずっと球根が眠っているので、他のものを植えるわけにもいかず、普段はこの場所は殺風景なのですが、芽を出し、葉が伸び、蕾を持ち始めると、心待ちにカウントダウン。 けれども春先は風が強いので、せっかく花を咲かせても庭に咲いたままよりは、切って花瓶にさしたほうが長持ちするようです。

学年末の忙しい仕事、大学は卒業式も終え、ホ-ムペ-ジのリニュ-アルをしようと、このところずっとパソコンをいじっていたのでスケッチするのは久しぶり。今回はcssを使ってやってみました。ソ-スで作業していくのは初めてだったので慣れるまでは大変でしたが、やっているうちにのめり込んでしまいました。 他のブラウザでも字崩れなどせずちゃんと見られるかな。

2006/3/17

 

 

トルコ桔梗

24.jpg午後2時。暑いさなかを歩くぞと覚悟を決めて、警察に出頭!ゴ-ルド免許更新しに行きました。免許更新の窓口で「免許はユウリョウの更新ですか?」と訊かれ、え?無料てのもあるのか~と思いつつ「¥2800のです」・・・ヨカッタ、無料のもあるんですかなんて聞かなくて。「有料」じゃなく「優良」免許のことでした。ゴ-ルドって言ってくれなきゃわかりましぇん。女子美オ-プンカレッジア-トセミナ-、今回初めて「水彩画」を担当しました。予想以上にたくさんのご応募いただき、有難うございました。定員オ-バ-状態での開講となった為、受講された皆様には目がじゅうぶんに行届かないところもあり申し訳なかったなあと思っています。次回は日数なども含めいろいろ検討したいと思います。 ・・・て、次回はあるのか??(横浜市の、東急青葉台でも水彩画教室をやっていますのでそちらもどうぞ宜しくお願いします!
今回モチ-フにした、トルコ桔梗を描いてみました。
2005.8.3
 

 

ミモザ

mimoza.jpgテスト採点したり成績つけたりコメント書いたり、年度末のバタバタとした仕事を終えてほっと一息、春休み中です。今ごろチュニジアかインドに旅行している筈でしたが、結局何処へも行けませんでした。激安ツア-も人が集まらないと催行されないからね。。ぁ~~どこかへ行きたいな。
花粉にまみれながらフラフラ散歩。蝶は花粉の黄色が赤に見えるって聞いたことがあるけど,本当かな。春には黄色い花が似合うなあと思ったり。・・・ミモザが綺麗だったので一枝失敬。イタリアでは3月8日は女性にミモザが送られる日なんだって。ここはイタリアじゃないし、自分でもぎ取ってしまいました。
2005.3.21

花簪

18.jpg足先に包帯を巻いて1ヶ月ちょっと、なかなか治らない。庇って歩いていたら腰にくるし、頭もなんだか冴えないし(これはいつもか)、気分もパッとしない。大学は春休み中学は入試休みで仕事がなければ外にも出ない。篭ってばかりじゃ、スケッチも版画のエスキ-スもうまくいかない。でも、持ってる絵具全ての色並べをしたらちょっと元気がでました。
シャリシャリした質感のかわいい花弁、これは「花簪」です。周りの空気をどんなふうにするか、冴えないときはなかなかイメ-ジがまとまらないものです。それは水彩に限らず版画でもそう。うまくいくときは偶然も味方して一発で終わりにできるのに、まとまらないときはグズグズと重ねて、結局「ご苦労さん」って感じになってしまう。でも、素材や方法に慣れっこになってしまうのはキケン。 常に、試行錯誤は重ねて、新鮮さを失わないように、と。思っては、いるのです。 が。
2005.2.2

レモンピクシー

12.jpg最近、自分のつくるものに疑問が湧いてきた。どんどん作品が小さく固まっていきそうなのでそろそろぶち壊さなくちゃいかんと思うのだけど、どうしたものかな。

それにしても今年はよく鶯が鳴いている。窓を開け放しにして仕事をしていると姿こそ見せないけれど美しい歌声が風に乗って聞こえてくる。そしてこれは、「レモンピクシー」、檸檬色の小妖精といったところか。

ところで、妖精といえばフランス語のフェーは 語源的にはラテン語のファートゥム「運命」に由来し、それが姿を晦まして女性名詞を装いフランスに渡ったのだそうだ。要するに「運命」を翻弄させる「女性」の姿をまとったもの、それが「妖精」ということらしい。ふーん、男性の姿をまとった妖精っていないのかしらね。私の運命をくるわせるようなやつ。

2004.7.3